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2020.05.13 活動再開。
熊本県が新型コロナウイルスの感染防止対策徹底を条件に県民総合運動公園の利用再開を決めたため、ロアッソは11日から練習を再開しました。

ただし、練習前の選手の検温を実施。クラブハウスの利用も制限。もちろんファン・サポーターの見学も引き続き禁止です。

選手たちには休止中も最低60分のランニングが日課として課せられていたそうで、この日約1か月ぶりとなった全体練習でも、大木監督は「途中で動きが止まる選手はおらず、非常に良かった」(12日付・熊日)と評価したそうです。

感染者の全国的な減少傾向を受けて、各県でも緩和措置が取られ始め、熊本だけでなく鹿児島や鳥取、秋田や福島なども活動(練習)を再開しています。

一方、リーグ全体の再開日程はいまだ見通せない状況に変わりはないのですが、11日村井チェアマンは、「日本ではまだ緊急事態宣言が延長されている。(野球やサッカーの)開催の日時を決めることはやはり難しい」(日刊スポーツ)としながらも、同時に「『7月再開をメドに準備を進めてほしい』との要望を各クラブに伝えた」()とあります。

『次のステップは21日の政府見解、22日の(新型コロナウイルス対策)連絡会議が1つのポイントになる』(同)との見解を示したそうですが、「試合会場を3ゾーンに区切って人数制限をする方法やロッカー室の密度軽減、ベンチでのマスク着用など、リーグ再開へ動きだした各国を参考に、専門家の助言を仰いで完成させていく考え。再開に向けた選手の検査態勢も、検査法を含めて協議を重ねる」(同)とありますので、まだまだ慎重な検討を進めている段階のようです。

感染者がこのままゼロになってくれるのに越したことはありませんが、特効薬とワクチンがいまだない状況下では、このウイルスとの付き合いは長引くことになるでしょう。油断するとまた再燃するというのは、諸外国でも例があるようで。まだまだ用心です。

ただ、諸状況を見ながらではありますが、Jリーグも“出口”を探すフェーズになってきているのは間違いないようですから、期待したい。

もう一方で心配なのは、クラブの財政面です。

4月の24日に定時株主総会が開かれ、19年シーズンの決算は7期連続の黒字だったことが発表されましたが、ただでさえリーグからの配分金が約9600万円も減額される今期、クラブは392万円の当期純利益を見込んでいるものの、中止が長引けば試合数削減の可能性もあり、入場料収入が減少した場合などを考えると、さらに厳しい経営が求められます。「永田社長は『とにかく会社を残すことが大事』と、あらゆる手を尽くす覚悟だ」と書かれていました(4月25日付・熊日)。

そんな中、久しぶりの全体練習で汗を流した岡本主将は「サッカーができることに幸せを感じた」「開幕したときに良いプレーを見せられるよう、コンディションを上げていきたい」(熊日・同)と語っていて、ファンとしても嬉しくなります。

予断は許しませんが、「ホームチームを応援することに幸せを感じた」。われわれも早くそう実感したいものです。

2020.04.20 活動休止。
政府は16日、東京など7つの都府県以外でも感染が広がっていることから、来月6日までの期間、緊急事態宣言の対象地域を全国に拡大することを決めました。これまでの宣言の対象の7都府県に北海道、茨城県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府の6つの道府県を加えたあわせて13都道府県については、特に重点的に感染拡大防止の取り組みを進めていく必要があるとして、「特定警戒都道府県」と位置づけました。

そしてその前日、15日。遂にロアッソ熊本も活動休止を決定しました。

「選手・スタッフ及び家族の感染予防のため、4月16日(木)~4月30日(木)まで、トップチームの活動を休止することとなりましたので、お知らせいたします。ただ、今後の社会情勢によっては、活動再開時期が変更となる可能性もございます。」(公式HP)とあります。

同日、Jリーグは臨時理事会で決定した事項をリリースしました。

「今後クラブによって消化試合数が異なる可能性も考慮し『基準試合数』の導入も決定。『基準試合数』は全試合数の75%、かつ全クラブが50%の試合数(ホーム、アウェイ問わず)を開催すれば満たされるというもので、同条件が満たされなければ大会は不成立と判断。その場合、各カテゴリーの順位決定や昇格は行われず、賞金の授与や各種表彰も行われない予定だという」(サッカーキング)。

新型コロナウイルスの感染は止まるところを知らず、熊本県内でもじわりじわりと感染者が増えてきています。再開は全くの白紙状態のままですが、仮に再開されても、当分は無観客試合での実施ではないかという話もあります。

これと前後する14日、そして16日は、奇しくも熊本にとってはそれぞれ前震、本震から4年という”記憶”の日でした。
前エントリーには、久しぶりに我らがイサムちゃんから「どうなるんでしょうかね。先が読めませんね。」という拍手コメントを貰っていました。

新聞やテレビの報道でご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、益城の理髪店主のイサムちゃんも、地震の被災者の一人です。益城町の道路拡張計画のために、散々悩んだあげく(多分、新たに相当の借金をして)新店舗を完成させたばかりでした。

イサムちゃんのためにも、残り少なくなったとはいえこれからも散髪に足しげく通わなければと思っています(笑)。

コロナ禍のために営業の自粛を余儀なくされている方々も多くなっています。企業活動にも影響が出てきている。ファン・サポーターの生活への影響はもちろん、今回はスポンサー企業それぞれの経営にも相当な影響が出てきそうです。

苦しいときこそわれわれにはサッカーがあったので、この”中断”が骨身に堪えます。「ホームチームがある喜び」を、また皆さんとおう歌したい。そのためにも今はただひたすら感染予防に徹します。

7日、安倍首相は遂にというか、ようやくというべきか、新型コロナ特措法に基づく緊急事態宣言を発出しました。対象地域は東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県で期間は来月6日までと言います。

それに先立つ3日の段階で、Jリーグ村井チェアマンは、「J3は4月25日、J2は5月2日、J1は5月9日」としていたリーグ戦再開の予定も、「全くの白紙」に戻すと表明していました。

その判断には、この間、神戸の酒井高徳を始めとして、Jリーグ選手にも感染者が発生したことが大きかったでしょう。無観客試合も取りざたされ、元々再開日(熊本は26日富山戦)の試合はアウェーだっただけにDAZNでの観戦を期待していたのですが、それも叶わぬことになりました。

しかし考えてみれば、無観客といえども、選手・スタッフは大人数で移動するわけで。この切迫した情勢では、考え直さざるを得なかったでしょう。当然の判断です。

公式戦再開の「白紙」を受けて、首都圏のチームを中心に、しばらくの活動休止を決めたところも増えてきました。緊急事態宣言の対象となった都市のクラブも、それに続くのではないでしょうか。

思えば4年前の今頃、熊本も活動休止状態に陥りました。あの時と違って、今回は広くJクラブに広がった“災難”となっています。

幸い、熊本は練習を続けていけていますが、選手移動を伴う対外とのTMは中止を余儀なくされているようです。

ただ、再三の延期措置、再開の目途が立たない状況で心配されるのは、選手たちの“ピーキング”の問題です。アスリートたちは、“本番”に最高のパフォーマンスを発揮する(ピークを合わせる)ために、練習・調整をするわけですから。宙ぶらりんのような精神状態なのではないでしょうか。

いつも“拍手コメント”を寄せていただく「ゆうらん」さんも、「ここまで来ると今年は開幕すらしないかもと思ってしまいます」と書かれました。ひょっとしたら選手たちの心のどこかにも、そんな気持ちが芽生えているかも知れない。

そんななかで毎日練習に励む選手たちに、直接激励の声を掛けることも今はできません。なんとも歯がゆい状況ですが、まずは自分たちが感染しないように、気を緩めずに生活していきましょう。

4月3日(われわれにとっては5日藤枝戦)の再開は、再び延期となりました。「J3は4月25日、J2は5月2日、J1は5月9日と段階的に再開する」としています。しかし、この発表の後も、事態は悪化の一途を辿っている。東京の感染者は連日40人以上を超えているし、熊本でも東部の温浴施設から新たなクラスターが発生しました。これを受けて、クラブもスタッフのクラブハウスへの入室制限や、報道関係者の取材制限などの新たな厳しい措置を始めているようです。

再々延期決定以前に、リーグは今季上位2クラブが自動昇格することと、J1参入プレーオフの中止も決定。「競技上の不公平」が懸念されるとして降格制度は採用しないことも発表しました。

また、再開移行も遠距離移動によるアウェー観戦の自粛を促すために「ビジター席を設けない」などの試合運営上の規制措置もあるようで、これは関東や関西住まいのわれわれのサポーターにとっては悩ましい問題になります。

いずれにしてもJリーグはこのコロナ禍に際して、素早い対応をとってきたと思えます。それはやはり全てのJリーグクラブの存在意義が“地域密着”であるということであれば、クラブが、チームが、あるいは実施するゲームが決してこの恐怖の感染症のクラスターになってはいけないという共通認識のうえに立ってのことだと思います。全く予断を許さない状況のなかで、今後も常に厳しい判断を迫られることでしょう。

延期によるクラブ財政の不安については、前に少し書きました。バスケットボールリーグは、今季リーグ戦の打ち切りを決断し、これによって熊本ヴォルターズは「予定の60試合のうち13試合(うちホーム6試合)を消化できないまま西地区4位で今季を」終えました(29日付・熊日)。そのなかで今期決算は「純損益がBリーグ参入後初の赤字となる見通し」(同)であることを明らかにしました。同じ地域プロスポーツクラブとして、切実な思いです。

一方、今年のビッグイベントであった東京五輪も、紆余曲折のなかおよそ1年先までの延期が決定。世界的なパンデミックのなかで賢明な判断だったと思いますが、われわれサッカーファンとしては、U23の年齢制限措置がどのようになるのかゆくえが注目されます。

もはやいつ自分が、あるいは身近な人が感染してもおかしくない、感染させてもおかしくない状況といえます。愛する人を守るために、愛するチームを守りゲームを再開させるために、今われわれ一人ひとりの行動(自粛)が問われています。

2020.03.13 再延期。
新型コロナウイルスの感染拡大に沈静化の兆しが見えません。WHOは11日、パンデミック(世界的な大流行)になったとの見解を表明。13日には、「緊急事態宣言」が発令できる改正新型インフルエンザ等対策特別措置法が参院本会議で可決、成立しました。

Jリーグは12日、公式戦の中断を3月いっぱいまで延長することを正式に発表しました。「4月3日の再開を目指し努力する」との方針を強調していますが、「予断を許さない状況が続いている」と語っています。われわれのJ3リーグはまだ開幕すらしていません。25日をめどに判断を下すとのこと。

再びの開幕延期ですが、この“決定”にも安閑とはできませんね。感染拡大が収まるのか、増え続けるのか。日々の状況変化が注視されます。

今年はよく見に行けていた練習試合ですが、とうとうこれも見学禁止になってしまいました。ファン・サポーターにとっては、とにかく我慢の時間が長く続きます。

一方で心配なのは、試合開催がないことによるクラブの財政面です。周知のように試合のチケット収入は、ホーム側の収入になります。ただ、幸いなことにわがクラブは、この延期期間に予定されていたホーム試合は1試合のみ。「昨季の1試合平均の売り上げは約500万円」、「永田求社長は『2019年1月期の純資産は約7600万円。前期も黒字でキャッシュはある。ただ、延期期間が長引けば経営が苦しくなる可能性もある』」(11日付・熊日)と言います。

AC熊本に以前いらっしゃったG専務から、「Jリーグ加盟クラブは、まるでフランチャイズの店舗経営のようだ」という話を聞いたことがあります。J3リーグに止まらず、J2も含めて脆弱な財政のクラブはいくつでもあります。Jリーグには、選手、観客の健康安全面、リーグのブランド管理だけでなく、加盟クラブの財政面に関しても一歩踏み込んだ支援の目を持って欲しい。今回は一律中断ですが、熊本地震の際のリーグ措置に、若干不満を感じたものですから・・・。

日本代表にも当然影響しているようです。3月下旬にU23代表と対戦予定だった南アフリカが来日を辞退。A代表が遠征予定だったモンゴルは日本人の入国を制限。「日本戦にとどまらず3月と6月に開催するはずだったW杯アジア予選は原則延期」(12付・日経)となりました。

もちろんサッカー界のみならずスポーツ界全体に、この激震は襲い掛かっている。大相撲は無観客。センバツ高校野球は中止。東京五輪もどうなるのか。足元ではヴォルターズも・・・。

熊本も、やがて桜の開花宣言が伝えられる頃。季節は春がやってきていますが、われわれの心は一向に晴れない。

大西・熊本市長のtwitterではありませんが、われわれも叫ばせて下さい。

新型コロナウイルスの、ばか野郎――――――!!!