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4月13日(土)
【J3第6節】(万博)
G大23 1-2(前半1-0)熊本

<得点者>
[G]食野亮太郎(33分)
[熊]佐野翼(56分)、北村知也(85分)
観衆:958人
主審:大原謙哉


20190413G大阪U23

ガンバ大阪の若手選手との初対戦には、FW北村、DF衛藤が初先発した。前半33分にガンバ・食野に先制点を与えたが、その後を凌いだ熊本。後半11分に佐野がPA内で倒されて得たPKをしっかりと決めて同点。そこから勢いづいた熊本は、途中出場となった原がPKを外すという不運もあったが、40分、スローインから左SB高瀬がダイレクトで入れたクロスを北村が胸トラップ。うまく自分のシュートポジションに置くと振り抜く。ルーキーの初ゴールが逆転弾となり、ガンバを下した。熊本はこの勝利で2勝2分2敗と五分に戻し、順位は11位に上がった。

4月7日(日)
【J3第5節】(えがおS)
熊本 2-3(前半1-0)相模原

<得点者>
[熊]佐野翼(1分)、田村翔太(52分)
[相]上米良柊人2(55分、72分)、ジョン・ガブリエル(59分)
<警告>
[相]ジオヴァンニ(37分)
観衆:8,226人
主審:國吉真吾


20190407相模原

華麗な2点先取のあとの連続した3失点。ファン・サポーターは奈落の底に突き落とされました。

先制点は時間にして開始わずか40秒。熊本の最初の攻撃シーンからでした。左サイド坂本を走らせるとマイナスにグラウンダー気味のクロス。これをニアに走り込んだ佐野が、右足アウトでゴールに突き刺す。追加点は後半7分。岡本から縦のパスを原が落として、中山がダイレクトでDF裏のスルーパス。ダイアゴナルに右サイドから走り込んだ田村が2試合連続でゴールを決めます。

ただ、前半早い時点での得点のあとからも、一方的な相模原の攻勢。それを凌いでの後半追加点もあったものの、守備の”決壊”は時間の問題だったのかも知れません。

「0-1の時も0-2になってからも、1点入ればひっくり返せると思っていました」と、敵将・三浦監督は自信を持って言う。片や熊本は、「完全に2点目取ってから気が緩んでる。思考回路が停止してる。闘志が消えている」と、GK山本が自身のinstagramで言い、ボランチの岡本は「1失点目で死んだようになり、2失点目で完全に死んだ。3失点後は”お通夜”のようだった」(8日付・熊日)と表現する。

一体、ピッチ上で何が起こっていたのでしょうか。

昨季得点2位の長身FWガブリエルは、最初から警戒して鈴木が厳しく当たっていました。同じく警戒すべき長身DFのミルトンが前半のうちに痛んで退き、後半に至ってはもうひとりの外国人ジオヴァンニも交代という願ってもない展開と思っていたのです。ところが代わって入った上米良が一気にゲームを変えた。

入ってすぐ、中央でくさびのパスから上米良が抜け出してまず1点を返すと、続く59分には左サイド、中山がスライディングで交わされると、末吉のアーリークロス。ファーサイドのガブリエルがこれを逃さず頭で押し込み同点。

更には72分に、自陣で奪われると中央を上米良に抜けられてシュート。勝ち越し点を奪われます。

確かに上米良の”動き”に翻弄されたのはあるのですが・・・。

敵将・三浦監督は、「前半からゲームを握っていた」(DAZN)と豪語する。

一方で、渋谷監督は、2点先取したあとの”ゲームコントロール”を反省する。「得点を取るところではイメージ通りの形が出たので、それを続けること。そのあとのゲームコントロールで、しっかりとした守備のオーガナイズ、奪われたあとの切り替え、そういうところはもっと高めなければいけない」(熊本蹴球通信)と。

ただ、どうなんでしょう。前半の先制点の後から続いた一方的な守勢。相手に持たせて、慎重に試合を運んだようには決して見えません。

攻勢に至った理由を問われた敵将・三浦監督は言う。「日頃のトレーニングの積み重ねの中で、システム的にズレが出ているところを常に伝えながら、どこにスペースと時間があるかを伝えています。どこの選手には比較的時間があるから、そこをうまく使いながらゴールに迫るよと。そういうのを積み重ねていて、選手がわかってきた感じはしますし、ピッチで表現できつつあります」(相模原公式)と。

渋谷監督も、元来ポジショニングに重きを置くサッカースタイルですが、三浦監督も同じ。そして、それが相手に上回られたというのがわかる。同点にされたあと投入した田辺、中原に対してのポジショニングやプレー指示は、上米良の投入意図を上回るものだったのでしょうか。

「過去5年シーズンのJ3を見ると、J2昇格ラインの2位以内に入るには勝ち点61~71が必要。熊本が今季5試合で得た勝ち点はわずか5.残り29試合は倍以上のペースで勝ち点を稼がないと昇格できない計算になる」と、熊日の植山記者も書く。(8日付・熊日)

全く予想外のスタート。厳しいJ3シーズンの船出になりました。相手が熊本を上回ったというより、熊本がJ3のレベルに達していないようにも見えたゲーム。熊本地震復興支援マッチと銘打たれ来場した8千人以上のファン・サポーターを落胆させた。

「県民の皆さん、本当に申し訳ない!たった90分も集中出来ない選手は何を言われても文句は言えません。ケツ叩いてでもやらせます。おれも最後まで諦めず声出します!止めれるならば必死に止めます!今日は完全に相手ではなく自分たちの自覚の甘さです。反省して次に挑みます」。

冒頭の山本のinstagramの言葉が、唯一の救いに感じています。

3月31日(日)
【J3第4節】(いわスタ)
岩手 0-1(前半0-0)熊本
<得点者>
[熊]田村翔太(65分)

<警告>
[熊]岡本知剛(20分)
観衆:708人
主審:川俣秀


20190331岩手

古いファンならご存知ですが、グルージャ盛岡は2005年に大津町運動公園球技場で行われた全国地域リーグ決勝大会1次ラウンドで戦った相手。今はチーム名に岩手が頭に付いて、われわれもロアッソに変わりました。
アウェーいわぎんスタジアムは前日から降り続いた雪が積もって開催が危ぶまれましたが、スタッフ・ボランティアの懸命の除雪作業で実施。試合中も断続的に降り続き、緑色だったピッチも前半のうちに白くなります。
熊本は慣れない環境とカラーボールで、戦術をシンプルに変更。なかなかゲームにならない状況が続きましたが、後半20分、左サイドから坂本が突っかけていくとDFがクリア。そのボールが坂本の体に当たり、ファーサイドにクロスのように上がったところを詰めてきた右の田村が頭で押し込んで、これが決勝点となり今シーズン初勝利を収めました。守っても、相手FWの菊池に仕事をさせなかった小笠原、ナイスセーブを続けたGK山本の活躍が光りました。

3月24日(日)
【J3第3節】(えがおS)
熊本 0-0(前半0-0)讃岐

観衆:4,340人
主審:佐藤誠和


降格同期の讃岐との対戦。スタメンの西、池谷はもちろんSBの柳田も熊本ユース出身。ベンチには木島が控え、率いるのは上村監督。松下、石原田というコーチ陣しかり。熊本ゆかりの名前が連なりました。

選手紹介のアナウンスではスタンドから温かい拍手が送られましたが、開幕から2連勝で乗り込んできた昇格のライバル。負けるわけにはいきません。

熊本は先発を5人入れ替えた。これが、敵将・上村監督も認めるとおり敵のスカウティングを無効にした。昨シーズンを含めて、これまではどちらかというとメンバーを固定(固執?)しがちだった渋谷采配。その意図を問われて、ここまで「1分1敗ということで。何かを変える、やり方を変える、システムを変える、いろんな形がありますけど、今はいつでも準備ができている選手、これからリーグを戦っていく上では出場させてもいいと思える選手がいますので、そこで、ここを打破するというか、試合に出たいという思いを持っている選手たちを、今日は先発させました」(熊本蹴球通信)と答えた。競争心を高めると同時に、誰が出ても変わらないチーム作りなのでしょう。

20190324讃岐

初先発組のなかで一番の収穫は、鈴木の相棒としてCBに入った大卒ルーキー・小笠原ではなかったでしょうか。パスのスピード、トラップ、ボール奪取では基本技術の高さを見せ、ポジショニングや配給にもクレバーさを感じました。

佐野も良かった。ボールを収めて前を向こうとする姿勢。原とのコンビはいけるかも。

課題は両ボランチがどれだけ前を向けるかでしたが、上村が池谷と福家の間に入り中山と縦関係を築くと、讃岐の最大の特徴である池谷の激しいプレッシングを剥ぐことに成功しました。FWの佐野も少し落ちて、アンカーの佐々木の脇のスペースを使う。讃岐のシステムに対するスカウティングが効いていました。

原のドリブルからアタッキングサードに入って右の佐野へ。佐野が戻したところを黒木が強烈ミドル。しかしキーパー正面。続いても左の高瀬からの大きなクロスを黒木が横パス。上村がループで狙うも枠の上。惜しいシーンが続きます。

讃岐はCKから拾い続けて波状攻撃を仕掛けますが、ゴール前は熊本がきっちり守り抜く。

後半もインターセプトからカウンター。坂本ひとりでもちこんでシュートしますがゴール右にそれる。途中投入の中原がカットインから得意の左足。これもわずかにバーの上。

熊本のプレスが緩くなってきた時間帯に、讃岐は勝負師・木島を入れる。そのあとも前線に重松。しかし熊本もこの要注意人物に仕事をさせない。結局スコアレスドロー。両者痛み分けとなりました。

「最後のクロスが合わなかったり、精度がなかったり、タイミングが合わなかったりというところでは、こういう状況からのこういう入り方であったり、こういうボールを使う、こういうところに入ってくるからここを狙うとか、そういうところまで詰めないといけない」(同)。試合後渋谷監督は更に緻密な練習・指導を目指すことを語りました。

両SBを高く上げて、何度もクロスを上げたにも関わらず、その精度もまだまだ。アタッキングサードへ侵入する人数が少ないのは、失点続きで、まだ重心が後ろにあるためか。

勝利という結果が伴わず、スタンドからは拍手にブーイングが混じる。このリーグの主審の笛にも泣かされた。じれったい状況が続きますが、まずは初めての無失点試合。スカウティングもはまっていたし、これをベースに継続できれば必ずや。とも思った我慢の試合でした。

2019.03.18 藤枝戦。敗戦
3月16日(土)
【J3第2節】(藤枝サ)
藤枝 1-0(前半0-0)熊本

<得点者>
[藤]岩渕良太(75分)
<警告>
[藤]安藤由翔(25分)、水野泰輔(76分)
[熊]中原輝(37分)
観衆:1,470人
主審:大原謙哉


20190316藤枝

先発ボランチを中山から田辺に変更した藤枝戦は、前を向く回数は増えたものの、決定機を決めきれず前半をスコアレスで折り返す。すると後半75分、途中出場の藤枝・岩渕に意表を突くロングシュートを決められ、その後の反撃も実らずあえなく敗戦となった。