2007年9月16日13:00 金沢市民サッカー場

ロッソ熊本 2−2 ツエーゲン金沢
延長0−1

北信越リーグ1部、石川県代表のツエーゲン金沢との対戦。ほぼレギュラーメンバー。前半に小森田、高橋の得点で2点先制するものの、後半思いがけない暑さのなかに足が止まり、攻撃的にきた金沢に手こずるロッソ。同点にされると、延長戦、元ロッソの米山、奈良のホットラインから点を奪われ、1回戦で敗退する。
2007.09.02 NHK杯決勝
9月2日(日)13:00〜水前寺競技場
NHK杯決勝(第87回天皇杯熊本県予選決勝)

ロッソ熊本7−2熊本大学
得点者:前半6分北川(ロッソ)、前半22分山本(ロッソ)、前半24分町田(ロッソ)、前半25分田村(熊本大)、前半38分町田(ロッソ)
後半4分渡邉(熊本大)、後半31分山本(ロッソ)、後半34分町田(ロッソ)、後半36分松岡康(ロッソ)

 熊本大学。カテゴリーの差に臆せず、決して守りを固めるのではなく、自分たちのサッカーを90分間アピールし続けました。清々しい。もちろんチームとしてのNHK杯決勝進出は始めてです。しかし、個人レベルで言うと、実はゲームメーカーの志水は4年前、大津高校のボランチとして決勝に出場している実績の持ち主でした。対戦相手は九州リーグに落ちた年のアルエット熊本。このときも7−1の大差で敗れてはいますが、その後大津高校は高校選手権にも出場し2回戦まで進出。今のロッソで言えば山内の一学年下。こういったスキルのある選手が地元に残り、地元のチームで、こんな戦いを見せてくれる。いいじゃないですか。

 対するロッソ熊本。主力を大幅に休ませ、控えと故障明けの実戦の場としての位置づけが大きかったようです。直接的には次節YKK戦に出場停止の上村、有村の穴を埋めて、どうバックラインを形成するのかという課題も。

 そういう意味では、昨年のこの時期大怪我を負い、長い間戦線離脱していた福王の復帰はとりわけ注目でした。キャプテンマークを巻き、久しぶりにCBに入った福王は、持ち前のセンスのよさで最後列から一気に攻撃に転じるパスを繰り出し、2点目の町田の得点を演出。大瀧が入ってからは左サイドに入り、たびたび前線にも顔を出し、とうとう90分間走り通してしまいました。(まさかありえないだろう…、と言っていた市村、大瀧、矢野、福王の同級生4バックがいつか実現するかも知れませんね。)

 また、出番はありませんでしたが、河端。久しぶりにベンチ入りを果たしました。実力、実績のある選手たちです、おそらくこの天皇杯の実戦で試合勘を取り戻せば、後期終盤のリーグ戦、いわば土壇場のところで、選手層にさらに厚みを増す、貴重な戦力になることは間違いないでしょう。

 ただ、選手全体にいえることですが、後半、集中力が切れたかのような手詰まり感、少しでもプレッシャーが加わると頻発するミス。これはいただけない。一昨年、昨年と、リーグ戦終盤の失速を繰り返さないためにも、この時期のこのメンバーの更なる奮起に大いに期待したいものです。

天皇杯
第86回(2006年度)
県予選決勝 2006年9月3日 大津球技場
ロッソ熊本 5−0 ルーテル学院高

プリンスリーグ覇者のルーテル高校を寄せ付けずロッソが完封。2年連続の天皇杯出場を決める

1回戦 2006年9月17日 丸亀競技場

ロッソ熊本 5−0 カマタマーレ讃岐 

Jリーグ入りを目指す四国リーグのカマタマーレ讃岐と対戦。しかし格上の貫禄をみせ、圧倒的な力で完封勝利。
2回戦 2006年9月23日 ひたちなか
ロッソ熊本 2−0 流通経済大
同じJFLチームとの対戦となった2回戦。悪天候のなか前半の2得点を守りきった。
3回戦 2006年10月8日 ユアッテックスタジアム
ロッソ熊本 0−1 ベガルタ仙台
ロッソとしては初のJチームとの公式戦となった3回戦。完全アウェーの仙台で戦うが、4バックが機能し、ほぼベストメンバーの仙台を脅かす。PKで1点を奪われるものの、Jチーム相手に手応えを感じた一戦となった。

第85回(2005年度)
県予選決勝 2005年8月28日 水前寺競技場
ロッソ熊本 4−0 鶴屋百貨店

相良、村上、藤家など旧アルエット熊本選手を擁する新生鶴屋百貨店(県リーグ)との対戦となった決勝戦。ロッソ熊本は森をトップ下に置いたベストの布陣。嘉悦の活躍などで鶴屋に完封勝ち、ロッソとしては天皇杯初出場を決めた。

1回戦 2005年9月17日 水前寺競技場

ロッソ熊本 1−1 三菱自動車水島(岡山)
延長0−1  

JFLのチームを迎えた天皇杯1回戦。引いて守る水島のカウンターに先制されるもロスタイムの朝比奈のヘッドで同点にして延長戦に持ち込む。しかし猛暑のなかの延長後半、水島に決勝点を決められ万事休す。ロッソとしての初の天皇杯は1回戦で敗退した。

第84回(2004年度)
県予選決勝 2004年9月5日 水前寺競技場
アルエット熊本 7−1 大津高

昨年と同様のカードとなり、接戦が予想されたが、アルエット攻撃陣大爆発で、大差のゲームとなった。
前半アルエットがMF田尻の2点で優位に立つと、後半も相良、田尻、西村、相良とNTT陣が次々に追加点。試合を一方的にした。終了まぎわに大津高も意地の1点をもぎ取るが、そこまで。アルエット熊本が5年連続の天皇杯出場を決めた。

1回戦 2004年9月23日 水前寺競技場
アルエット熊本 5−2 三菱重工長崎(長崎) 
今年度からシステムが変わり、早めの開幕となった天皇杯。1回戦の相手はくしくも同じ九州リーグで戦い、しかも前週黒星を喫している三菱重工長崎。
しかしこの日のアルエットは前半7分さいさきよく西村が先制弾を決めると28分にも相良が追加点。粘る長崎も後半1点、ロスタイムにも2点目と追いすがるが、藤田の後半だけでのハットトリックの活躍で、三菱重工長崎をねじ伏せた。
2回戦 2004年9月26日 香川県営サッカー・ラグビー場 
アルエット熊本 2−0 高松北高(香川)
天皇杯本選では初めての高校生相手。しかもアウェーでの開催は、前半24分にDF松浦、34分に森本のゴールで優勢に立つ。後半もその2点を守りきり、3回戦に進出した。
3回戦 2004年10月10日 笠松運動公園陸上競技場
アルエット熊本 0−4 水戸ホーリーホック(J2)
アルエットとしては3度目となるJチームへの挑戦。しかし格下にもベストメンバーで臨んできた水戸に対して、アルエットもチャンスを作るがものにできず、前半2失点、後半も2失点し完封負けを喫した。水戸の3点目はくしくも、昨年ホーム水前寺でアルエットからハットトリックを奪った当時TDKの森田。

第83回(2003年度)
県予選決勝 2003年8月31日 水前寺競技場
アルエット熊本 3−2 大津高
炎天下のゲーム。アルエットは高校生相手に体力を温存するように前半をスコアレスでしのぐ。後半早々アルエットの相良が先制するが、大津高もすかざず同点。両者撃ち合いのなか、19分、カウンターからアルエット、藤家のスルーパスに仲安がゴールし勝ち越し。しかし、諦めない大津高も36分、U-18日本代表永田がドリブルで持ち込み得意の左足でシュート。再び同点に追いすがる。しかしすぐあと、前掛かりになった大津高のディフェンスを切り裂き、アルエット藤田が値千金の勝ち越し点を上げると、これを守りきり、アルエット熊本がNTT時代から数えて4年連続の天皇杯出場を決めた。
1回戦 2003年11月30日 水前寺競技場
アルエット熊本 1−3 TDK秋田(秋田) 
ホーム水前寺に秋田県代表TDK秋田を迎えた1回戦。前半18分にTDKに先制を許したアルエット熊本は、後半30分に追加点を許す。ようやく40分にエース相良がゴールを上げるが、更にTDKに追加点を許し、敗退した。

第82回(2002年度)
県予選決勝 2002年9月8日 水前寺競技場
アルエット熊本 1−1 ルーテル学院高
延長  0−0     
PK勝ち        
準決勝で九州リーグ・ランザ熊本を下し波に乗る高校生チーム・ルーテル学院にJFL・アルエット熊本FCが手こずった。前半のうちに先制したアルエットだったが、後半からのルーテルのスピードあるカウンター攻撃に手を焼き同点にされると延長に突入。PK戦までもつれ込み、ようやくアルエットが辛勝した。
1回戦 2002年12月1日 博多の森競技場
アルエット熊本 2−1 福岡教育大(福岡)
ボール支配率で上回るアルエットが終始圧倒。前半にFW相良のシュートで先制すると、後半にもMF西村が追加点。その後直接FKで1点を返されるが、追いすがる福教大を突き放した。
2回戦 2002年12月8日 山梨小瀬
アルエット熊本 0−2 ヴァンフォーレ甲府(J2)
1回戦と同様、ほぼベストの布陣で臨んだ熊本だったが、前半開始早々の5分に、右サイドを破られ失点。すぐあとの8分もFKから追加点を奪われ、昨年の横浜FC戦を思い起こさせたが、その後は守りを固め前半を終えた。
 後半はDFに松浦、ボランチに藤家、右サイドに野元など次々にフレッシュな選手を投入。しかし、フィジカルなどJ2との差はいかんともしがたく、なんとか2点差でしのぎきるという試合となった。

第81回(2001年度)
県予選決勝 2001年9月9日 水前寺競技場
アルエット熊本 3−1 ランザ熊本
6月にJ2大宮から期限付き移籍したアルエットFW金川が2得点と活躍。JFLに昇格し、経験を積んだアルエットが貫禄を見せた。
1回戦 2001年11月25日 水前寺競技場
アルエット熊本 3−1 山形FC(山形)
アルエットが格下の山形FCを相手に先制されながら逆転勝ち。圧倒的に試合を支配しながら、詰めの精度を欠き、終了直前にようやく突き放した。
2回戦 2001年12月2日 横浜三ツ沢
アルエット熊本 0−5 横浜FC(J2)
格上チームにカウンター狙いで臨んだアルエットだったが、4トップの横浜に守備陣をこじあけられ、一方的な試合展開になった。前半20分、ゴール前の密集から先制点を奪われると、1分後には中央突破を許し2点目。後半にも失点を重ねた。アルエットはリーグ戦で故障者を続出。さらにこの日DFで先発した西村が接触により骨折退場するなど満身創痍の戦い。集中力を切らした。

第80回(2000年度)
県予選決勝 2000年9月17日 水前寺競技場
NTT熊本 2−1 熊本学園大
5年連続で決勝に進んだNTT熊本、ようやく悲願達成。
1回戦 2000年11月25日 水前寺競技場
NTT熊本 0−2 ホンダロック(宮崎)
ボール支配率では上回るものの詰めの精度を欠き、カウンター攻撃に0−2で沈んだ。

第79回(99年度)
県予選決勝 1999年8月29日 水前寺競技場
ブレイズ熊本 3−1 NTT九州熊本
2年ぶり5度目の優勝。
1回戦 1999年11月28日 水前寺競技場
ブレイズ熊本 0−8 モンテディオ山形(J2)
経験豊富な山形の一方的な展開。ブレイズはこの試合で引退する島村の有終の美を飾れなかった。ブレイズはこの年の2年前から契約選手をうち切り、新たな市民球団づくりを進め、3年をめどにJFLを目指すという目標を掲げていた。

第77回(97年度)
県予選決勝 1997年9月15日 水前寺競技場
ブレイズ熊本 2−0 NTT九州熊本
ブレイズ熊本に、開新高3年のFW野元(後年:アルエット熊本FC)がデビュー。山城監督も合格点を与える活躍。
1回戦 1997年11月30日 水前寺競技場
ブレイズ熊本 0−2 本田技研(JFL)
前年に地域リーグで敗れJFL昇格を逃しているブレイズのJFL強豪チームへの挑戦。ボール支配率で上回る本田技研に対し、ブレイズも市来、谷居、中山(後年:アルエット熊本FC)のDF陣が身を呈してゴールを守り、よく2点にしのいだ。

第78回(98年度)
県予選決勝 1998年9月14日 水前寺競技場
大津高 1−0 NTT九州熊本
準決勝で昨年代表のブレイズ熊本をしりぞげた大津高が、決勝でも延長戦の末、高校生チーム初優勝。FW巻、中村、MF落合、吉北と魅力の布陣。NTT九州は3年連続で決勝に進むが、勝利できず。
1回戦 1998年11月29日 栃木県グリーンスタジアム
大津高 2−2 栃木SC(栃木)
延長  0−1          
前半DF原田拓(名古屋〜川崎F)のFKで先制。1−1で迎えた後半、MF吉北が勝ち越し点。しかしロスタイムに追いつかれ2−2で延長戦へ。延長後半1分に決勝ゴールを奪われ社会人の前に屈したが、1年生GK棗の活躍も光った。

第76回(96年度)
県予選決勝 1996年9月8日 水前寺競技場
ブレイズ熊本 4−1 NTT九州熊本
この年からブロック予選が廃止され各都道府県代表が本戦出場することに。
DF中川、FW石山、MF島村など、Jリーグ出身選手で厚みを増していたブレイズ熊本(旧東亜建設FC)が、NTT九州熊本を下し、2年ぶり2度目の出場権を獲得した。
1回戦 1996年11月3日 熊本県民総合運動公園
ブレイズ熊本 2−1 関学(関西学生)

後半16分、ブレイズMF島村がPKからのこぼれ玉を押し込み先制。同21分にも敵ゴール前の混戦からFW高木成太(後年:東京V)が右足で蹴り込み2点差とした。その直後にDFが整わないスキを付かれて1点を失ったものの、その後の反撃を封じ逃げ切った。

2回戦 1996年11月10日
ブレイズ熊本 1−3 デンソー(愛知県代表)
前半、MF島村のPKで1−1の同点で折り返したが、後半に2点を失い敗退した。

第75回(95年度)
九州大会敗退
県勢から九州リーグ優勝のNTT九州と、県代表の熊本教員蹴球団をBパートに送り出した九州大会であったが、NTT九州が鹿児島教員(鹿児島)に1−4で、熊本教員蹴球団が大分トリニティに0−4で敗れて、天皇杯本戦まで駒を進めることは出来なかった。

第74回(94年度)
1回戦 1994年12月4日 水前寺競技場
東亜建設FC 1−5 ベルマーレ平塚
九州リーグ1位としてリーグ推薦で、熊本県代表IECとともに九州大会に出場。
九州地区代表決定戦は、PJMフューチャーズ(JFL)、福岡大(前年度代表)、鹿屋体大(同)、東亜建設(九州リーグ)、福岡教育大(九州大学リーグ)に各県代表を加えて行われた。
Bパートの東亜建設FCは初日、長崎県代表三菱重工長崎を4−1で下し4強入り。準決勝で沖縄県代表沖縄国際大を2−0で下し、福岡大との決勝を2−1で勝利して、県勢としては初めての天皇杯本戦出場を決めた。
熊本で初めて開かれる天皇杯決勝トーナメント試合に、県勢の初出場、しかも相手はJリーグチームベルマーレ。結果はJの地力を見せつけられたが、県内のサッカーファンを沸かせた。