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12月1日(日)
【J3第33節】(えがおS)
熊本 2-1(前半0-0)福島

<得点者>
[熊]岡本知剛(57分)、三島康平(88分)
[福]樋口寛規(80分)

<退場>
[福]東隼也(70分)
観衆:4,722人
主審:上原直人


20191201福島

ホーム最終戦。その前の週に今シーズンでの引退が発表されたばかりの片山奨典の名前がスタメンにありました。

最初に彼を見たのは横浜FCとの対戦時、途中交代で入っていきなり俊足を飛ばして、鋭くカーブするクロスを見舞った。その後、当時の高木監督に引っ張られて熊本にシーズン途中で移籍。あれから10年の間の、数々のゴール、数々のアシストが目に浮かびます。2015年には腓骨骨折という大けがを負いましたが、それも克服してきました。

在籍年数も年齢もチームで最長になりました。しかし、練習にストイックに向き合う姿は、チームメイトのお手本だったと誰もが証言します。しばらく出場機会を失っていましたが、今季高瀬が故障の際、その健脚や技術の健在ぶりをいかんなく発揮。準備不足を思わせませんでした。

童顔とシャイな性格。そんな、ファン・サポーターに愛された選手が引退する。キックオフの笛の直前、俄かにゴール裏からの「オーレ!片山オーレ!」の大きなコール。ロートルの瞼はもうウルウルです。

ゲームは、序盤こそ福島が攻勢に出ますが、慣れてきた熊本が徐々にポゼッションを保ちます。前節無得点、4本しかなかったシュートの反省から、今日は縦への意識が高い。しかし、どのシュートも枠外やGKの好セーブなどで得点には結びつかず前半を終えます。

先制点は後半12分。阻まれたシュートチャンスから粘って作り直すと中央を突いた。岡本がエリア内の佐野とのワンツーでDFの裏を取ると、ブロックに飛び出すGKをよく見て、フワリと浮かせてゴールします。

しかし35分。GK山本とDFラインとのパス交換にプレスを受けると、エリア内に侵入した相手選手を山本が倒してイエロー。このPKを決められて同点に。

勢いづいた福島でしたが、終了間際の43分、左サイド奥へのロングボールに片山が追いつくとマイナスクロス。これに途中投入の三島がきっちりと合わせて、熊本が決勝点を上げました。

この試合を見ていた誰もが、同時刻に行われていた藤枝と群馬の試合結果を気にしていたと思います。なんと藤枝がYSCCに0-3で敗れ、その差は3に縮まりましたが、群馬が岩手に勝利したため藤枝と入れ替わって2位に浮上しました。同じく3差ですが、得失点差17は現実的に考えると厳しい。

ゲームに勝利したにもかかわらず、これほど微妙な気持ちになったのは初めてのことでした。翌日の熊日は見出しで「笑顔なき白星」と表現しました。

いつものように行われたホーム最終戦後のセレモニー。ここで挨拶に立った渋谷監督の口から発せられた「来季私が指揮をすることはありません」という言葉。突然でしたが、まぁ当然なのかなという思い。相模原戦後のDAZNのインタビューで予感させるものがありました。

「去年降格したのに監督として残してもらって、今年、上げるという約束の元、戦ってきたのに、今この状況ですので、当たり前だと思いますし、やるべきことではないと思います」(熊本蹴球通信)。試合後の会見ではそう言った。

渋谷監督のことは、また日を改めてエントリーしたいと思います。まだ、リーグは終わっていない。最終戦が終わって、どこまで肉薄できたのか、どの位置で終わるのか。今シーズンの総括は、それからです。

2019.07.22 敗戦。福島戦
7月21日(日)
【J3第17節】(とうスタ)
福島 1-0(前半1-0)熊本
<得点者>
[福]武颯(20分)
観衆:3,406人
主審:辛島宗烈


20190721福島

前半戦最後のカードとなった福島とのゲームは、雨でぬかるみ、水の浮いたピッチでの悪環境。熊本は自陣から細かく繋いでいく本来の戦術を捨て、浮き球を多用してシンプルに前線に放り込む。
しかし前半20分、福島の武がロングフィードに飛び出すと、相対していた黒木が足をすべらせ交わされる。武がゴール右隅に突き刺した。
熊本も、前線のターゲットとして三島、ロングパスの出せる田辺、最後はアグレッシブな北村を途中投入して攻めるが、福島の堅い守りを最後まで崩せず、5試合ぶりの敗戦となった。
前半戦を首位で折り返したものの、北九州、讃岐、群馬など上位陣が前日引き分けに終わっていたため、勝ち点差を広げるチャンスだったがそれは叶わず。藤枝が相模原を退け、3位に浮上した。