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15日、リーグから試合日程と対戦カードが発表されました。27日の開幕戦は、噂通りの鹿児島。当初は近場同士の対戦を組むという方針でしたから予想はされました。隣県チームとの九州ダービーになります。

ホームゲームですが、無観客試合です。いや、ペナルティ感のある「無観客試合」とは呼ばず、「リモートマッチ」と言うそうです。考えたなぁ・・・。

そして画面越しに応援するわれわれは、サポーターあらず「リモーター」。

無観客でもいいから早く試合が見たい。そう思っていたわれわれですが、ひとつだけ危惧がありました。それは、応援のチャントや声援、好プレーのたびごとの拍手などが、選手たちの後押しをすると信じるうえからすると、それらがないなかでの選手たちのモチベーションはいかがだろうかと。

その点、各クラブも知恵を絞っているようですが、わがクラブが出したアイデアは、「選手へ声を、魂を届けよう!『HIKARIプロジェクト』」。

試合前にゴール裏に集合した選手たちに贈られる「HIKARI」の合唱。このセレモニーの写真や動画をハッシュタグ『#ロアッソヒカリリモート』をつけて、Twitterに投稿してもらおうというもの。試合前日の26日正午まで募集して、集まった投稿を見せ、選手たちを鼓舞するという取り組みですね。われわれも試合前にハッシュタグをクリックして、開幕戦の高揚感を得たいと思います。

また、待ち望んだこの開幕戦は、「Hirata Presentsリモートマッチ」と銘打たれました。こんな状況の時こそ、スポンサー・ファン・クラブ・が三位一体となり、試合を盛り上げ、選手を鼓舞したいという、メインスポンサー平田機工の思いが込められているそうです。

さあ、いよいよ今週の土曜日、決戦はスタート。多くの“熊本リモーター”が、DAZNを起動し、同時に試合中はtwitterに“声援”を書き込みながら、感動を共有することでしょう。ワクワクが止まりません。

2020.05.13 活動再開。
熊本県が新型コロナウイルスの感染防止対策徹底を条件に県民総合運動公園の利用再開を決めたため、ロアッソは11日から練習を再開しました。

ただし、練習前の選手の検温を実施。クラブハウスの利用も制限。もちろんファン・サポーターの見学も引き続き禁止です。

選手たちには休止中も最低60分のランニングが日課として課せられていたそうで、この日約1か月ぶりとなった全体練習でも、大木監督は「途中で動きが止まる選手はおらず、非常に良かった」(12日付・熊日)と評価したそうです。

感染者の全国的な減少傾向を受けて、各県でも緩和措置が取られ始め、熊本だけでなく鹿児島や鳥取、秋田や福島なども活動(練習)を再開しています。

一方、リーグ全体の再開日程はいまだ見通せない状況に変わりはないのですが、11日村井チェアマンは、「日本ではまだ緊急事態宣言が延長されている。(野球やサッカーの)開催の日時を決めることはやはり難しい」(日刊スポーツ)としながらも、同時に「『7月再開をメドに準備を進めてほしい』との要望を各クラブに伝えた」()とあります。

『次のステップは21日の政府見解、22日の(新型コロナウイルス対策)連絡会議が1つのポイントになる』(同)との見解を示したそうですが、「試合会場を3ゾーンに区切って人数制限をする方法やロッカー室の密度軽減、ベンチでのマスク着用など、リーグ再開へ動きだした各国を参考に、専門家の助言を仰いで完成させていく考え。再開に向けた選手の検査態勢も、検査法を含めて協議を重ねる」(同)とありますので、まだまだ慎重な検討を進めている段階のようです。

感染者がこのままゼロになってくれるのに越したことはありませんが、特効薬とワクチンがいまだない状況下では、このウイルスとの付き合いは長引くことになるでしょう。油断するとまた再燃するというのは、諸外国でも例があるようで。まだまだ用心です。

ただ、諸状況を見ながらではありますが、Jリーグも“出口”を探すフェーズになってきているのは間違いないようですから、期待したい。

もう一方で心配なのは、クラブの財政面です。

4月の24日に定時株主総会が開かれ、19年シーズンの決算は7期連続の黒字だったことが発表されましたが、ただでさえリーグからの配分金が約9600万円も減額される今期、クラブは392万円の当期純利益を見込んでいるものの、中止が長引けば試合数削減の可能性もあり、入場料収入が減少した場合などを考えると、さらに厳しい経営が求められます。「永田社長は『とにかく会社を残すことが大事』と、あらゆる手を尽くす覚悟だ」と書かれていました(4月25日付・熊日)。

そんな中、久しぶりの全体練習で汗を流した岡本主将は「サッカーができることに幸せを感じた」「開幕したときに良いプレーを見せられるよう、コンディションを上げていきたい」(熊日・同)と語っていて、ファンとしても嬉しくなります。

予断は許しませんが、「ホームチームを応援することに幸せを感じた」。われわれも早くそう実感したいものです。

4月3日(われわれにとっては5日藤枝戦)の再開は、再び延期となりました。「J3は4月25日、J2は5月2日、J1は5月9日と段階的に再開する」としています。しかし、この発表の後も、事態は悪化の一途を辿っている。東京の感染者は連日40人以上を超えているし、熊本でも東部の温浴施設から新たなクラスターが発生しました。これを受けて、クラブもスタッフのクラブハウスへの入室制限や、報道関係者の取材制限などの新たな厳しい措置を始めているようです。

再々延期決定以前に、リーグは今季上位2クラブが自動昇格することと、J1参入プレーオフの中止も決定。「競技上の不公平」が懸念されるとして降格制度は採用しないことも発表しました。

また、再開移行も遠距離移動によるアウェー観戦の自粛を促すために「ビジター席を設けない」などの試合運営上の規制措置もあるようで、これは関東や関西住まいのわれわれのサポーターにとっては悩ましい問題になります。

いずれにしてもJリーグはこのコロナ禍に際して、素早い対応をとってきたと思えます。それはやはり全てのJリーグクラブの存在意義が“地域密着”であるということであれば、クラブが、チームが、あるいは実施するゲームが決してこの恐怖の感染症のクラスターになってはいけないという共通認識のうえに立ってのことだと思います。全く予断を許さない状況のなかで、今後も常に厳しい判断を迫られることでしょう。

延期によるクラブ財政の不安については、前に少し書きました。バスケットボールリーグは、今季リーグ戦の打ち切りを決断し、これによって熊本ヴォルターズは「予定の60試合のうち13試合(うちホーム6試合)を消化できないまま西地区4位で今季を」終えました(29日付・熊日)。そのなかで今期決算は「純損益がBリーグ参入後初の赤字となる見通し」(同)であることを明らかにしました。同じ地域プロスポーツクラブとして、切実な思いです。

一方、今年のビッグイベントであった東京五輪も、紆余曲折のなかおよそ1年先までの延期が決定。世界的なパンデミックのなかで賢明な判断だったと思いますが、われわれサッカーファンとしては、U23の年齢制限措置がどのようになるのかゆくえが注目されます。

もはやいつ自分が、あるいは身近な人が感染してもおかしくない、感染させてもおかしくない状況といえます。愛する人を守るために、愛するチームを守りゲームを再開させるために、今われわれ一人ひとりの行動(自粛)が問われています。

2020.03.13 再延期。
新型コロナウイルスの感染拡大に沈静化の兆しが見えません。WHOは11日、パンデミック(世界的な大流行)になったとの見解を表明。13日には、「緊急事態宣言」が発令できる改正新型インフルエンザ等対策特別措置法が参院本会議で可決、成立しました。

Jリーグは12日、公式戦の中断を3月いっぱいまで延長することを正式に発表しました。「4月3日の再開を目指し努力する」との方針を強調していますが、「予断を許さない状況が続いている」と語っています。われわれのJ3リーグはまだ開幕すらしていません。25日をめどに判断を下すとのこと。

再びの開幕延期ですが、この“決定”にも安閑とはできませんね。感染拡大が収まるのか、増え続けるのか。日々の状況変化が注視されます。

今年はよく見に行けていた練習試合ですが、とうとうこれも見学禁止になってしまいました。ファン・サポーターにとっては、とにかく我慢の時間が長く続きます。

一方で心配なのは、試合開催がないことによるクラブの財政面です。周知のように試合のチケット収入は、ホーム側の収入になります。ただ、幸いなことにわがクラブは、この延期期間に予定されていたホーム試合は1試合のみ。「昨季の1試合平均の売り上げは約500万円」、「永田求社長は『2019年1月期の純資産は約7600万円。前期も黒字でキャッシュはある。ただ、延期期間が長引けば経営が苦しくなる可能性もある』」(11日付・熊日)と言います。

AC熊本に以前いらっしゃったG専務から、「Jリーグ加盟クラブは、まるでフランチャイズの店舗経営のようだ」という話を聞いたことがあります。J3リーグに止まらず、J2も含めて脆弱な財政のクラブはいくつでもあります。Jリーグには、選手、観客の健康安全面、リーグのブランド管理だけでなく、加盟クラブの財政面に関しても一歩踏み込んだ支援の目を持って欲しい。今回は一律中断ですが、熊本地震の際のリーグ措置に、若干不満を感じたものですから・・・。

日本代表にも当然影響しているようです。3月下旬にU23代表と対戦予定だった南アフリカが来日を辞退。A代表が遠征予定だったモンゴルは日本人の入国を制限。「日本戦にとどまらず3月と6月に開催するはずだったW杯アジア予選は原則延期」(12付・日経)となりました。

もちろんサッカー界のみならずスポーツ界全体に、この激震は襲い掛かっている。大相撲は無観客。センバツ高校野球は中止。東京五輪もどうなるのか。足元ではヴォルターズも・・・。

熊本も、やがて桜の開花宣言が伝えられる頃。季節は春がやってきていますが、われわれの心は一向に晴れない。

大西・熊本市長のtwitterではありませんが、われわれも叫ばせて下さい。

新型コロナウイルスの、ばか野郎――――――!!!

ストーブリーグに入り、井芹さんの「熊本蹴球通信」では興味深いインタビュー記事が続いています。織田GM、鈴木主将、そして渋谷前監督・・・。

もう前エントリーでわれわれの総括を終えたので、過ぎ去ったシーズンをあれこれ振り返るより、現在も進行中の織田GMの”チーム作りのコンセプト”が気になります。

まず新監督に大木氏を選んだ理由は4つあるという。①人間性、②サッカーに対する情熱、③サッカーの志向、④経験。

特に③に関しては、「自分たちでボールを大事にする、だけど攻めに行くというところ。今季、我々に足りなかったものを彼に託したいと思っているんです。ファイナルサードで勢いがなかったり、アイデアが足りなかったり、中盤ではボールが横にまわっても縦に入らないとか、そういう部分の改善に彼の力を借りたいと思いました」(熊本蹴球通信・2019シーズン総括/織田秀和ゼネラルマネージャー(後編))という。

また、④経験については「日本代表コーチというトップトップの経験もあれば、地方クラブの経験もある」としながらも、「もちろん、解任されたりもしていますが、地方クラブでいい時もあれば悪い時の経験もしている。そういう意味で、このサイズのクラブに合う中でも、多くの経験を積んでいるいい監督だと、このチームを成長させる可能性を持っている監督ではないかなと思いました」(同)と期待を寄せています。

さらに、「目標は間違いなくJ2昇格です。そこは当然のことです。しかし、そこに至るプロセス、やり方として、ここまで積み上げてきたものをご破算にするのではなくて、そこからさらに積み上げができるチームにしていきたい。それがこの先の将来につながっていくという思いがあるので」(同)ともGMは言う。

恒例の熊日のシーズン総括の連載「遠いゴール 2019 J3ロアッソ」(中)(26日付)は、その思いを、「ボールを保持して『自らアクションを起こすサッカー』を熊本の”チーム哲学”に据える覚悟が見て取れる」と書きました。

ただ、予算規模が確実に縮小するなかで、気になるのは選手層の問題です。ユースから3人の昇格、大卒ルーキーも4人の獲得が既に発表されていましたが、それに加えて今日現在(26日)までに、同じJ3リーグのYSCCからFW浅川、岩手から同じくFWの谷口の獲得が発表されました。

浅川は今シーズン13得点で得点ランキング6位。谷口が9得点で15位。「年俸は低いけれどJ3で活躍している選手は何人もいる」(同)と言ったGMの答えがこれなのでしょう。まるで、JFL時代、1年でのJ2昇格を逃した2年目のシーズン、北陸(現富山)から北川、武蔵野から小林という点取り屋を強奪したときのようです。対戦相手から奪い、自らの戦力を上げる。これも昇格を目指すリーグ戦の戦い方の重要なコンセプトだということを思い出させてくれたし、期待できる若手の獲得でした。

いずれにせよ、今季活躍した大卒ルーキーも含め、若手を「育てながら勝つ」という方針の継続に思えます。

一方で、契約を更新された選手は、FW北村、MF田村、中原、上村、坂本、岡本、伊東、DF小谷、衛藤、酒井、鈴木、小笠原、GK野村、内山といったところ。まだ、数名の選手と交渉が済んでいないようですが、われわれとすれば若いチームのなかにあって、ベテランで技術もある岡本と伊東が残ったことは非常に大きいと思うところでした。

さて、まだハッキリ全容は固まっていませんが、この選手たちと共に、大木監督は実際どんなサッカーをしていくのでしょう。これもまた「熊本蹴球通信」の新監督発表記者会見の記事 から引用させてもらうと・・・。

質問に対して、「戦術のことを言っても分からないと思いますので」とにべもない(笑)。これはなかなか記者泣かせだぞと思わせましたが、「攻撃的とか守備的とかいうことよりもですね、簡単に言ってしまえば動きのある、少しこう、躍動感のあるようなゲームをしたい」と説明する。

一番分かりやすかったのは「テンポを上げたいということ」「リズムよくプレーしたい」という言葉。なるほどこれまでの大木サッカーを思い返すと、よく表したキーワードです。

ちょっと驚いたのは、大木新監督の就任が発表されると、「また大木さんのサッカーが見れるのが楽しみです!!」(神戸・古橋選手のtwitter)といったように、過去大木門下生だった選手たちからの喜びの声が多かったこと。それほど選手たちからすれば魅力的なサッカーだったということか。岐阜→神戸→日本代表と一気に駆け上がった古橋のような若手が、わがチームから出てこないとも限りません。「若いということは(起用に)関係ない」(同・熊日)。そう新監督は言い切っていますから。

さて、年の瀬も迫り、われわれも年末のご挨拶をさせていただきます。

1年でのJ2復帰を逃した残念なシーズンではありましたが、もはや吹っ切れて、来シーズンの大木・熊本にワクワクし始めています。これも「ホームチームがある喜び」。来る年もなにも楽観はできませんが、ご一緒に応援していければ幸いです。

皆様、どうぞよいお年を。