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来年1月に開催されるアジアカップの予選Aグループ第1戦、日本代表vsイエメン代表の熊本開催が発表されました。熊本で初めての日本代表Aマッチです。しかも親善試合ではなくアジアカップという公式戦。熊本のサッカーの歴史のなかで、またひとつ大きな節目になるようなビッグニュースです。

われわれはと言えば代表戦にはとんと疎くて、恥ずかしいことにまだ観戦したことがありません。かすかに記憶にあるのは1979年の、ゼロックススーパー・サッカー(神戸御崎)。当時のJSL(日本リーグ)選抜とニューヨークコスモスの試合。釜本、ベッケンバウアーの世界までさかのぼってしまいますが。

さて、1月という開催時期などもあって、日本代表がどんなメンバーになるのか。また最近の代表人気の低落もあって“寒い”試合になりそうなどという見方もされているようですが。しかし、われわれはこの試合に、そういったゲームがどうのこうのという以前の大きな意義を感じています。

A代表戦が熊本に来る、熊本で見られると考えてしまえば、どんなメンバーなのか、相手はどうか、などと言うことになってしまいますが、この試合の意味はそんなことではないでしょう。熊本の長いサッカーの歴史のなかで、これまで各年代の代表戦は何度も開催されましたが、やはりA代表戦。意義と重みは格別のものがあります。

見方によっては、こういった地方開催は日本協会の“代表”マーケティング上のテストなものかもしれません。しかし、同時にこの試合、大げさでも何でもなく、何かアクシデントがあれば“国際問題”にもなりかねない“国の試合”なのです。県協会もファンの側も、大きな課題を背負うことになります。

それらを踏まえた上で決定した熊本開催。
それはつまり、熊本にA代表戦を開催する“資格”がある、運営する“力”があると認められたということではないかと。

以前、年末の天皇杯の準々決勝あたりのゲームの際に、スタッフとして何度かお手伝いをしていました。このときばかりは県協会の方々、これは自分たちの毎年のお祭りだと。実に生き生きとスタジアムを動き回って、運営することの誇りというか、嬉しさというのか。

そして各年代の代表戦やなでしこで更に培った国際試合の経験。そういったこれまで熊本のサッカーを支えてきた方々が地道に積み上げてきた実績と努力が認められたことの証左だと思います。

県協会はもちろんですが、熊本のサッカーファン全体がこの日この試合のホスト役として、代表サポ、代表を送り出している各チームのサポ、対戦チームなどを迎えるということになります。
また、その地のホームチームのサポーターが尊重され、代表戦のゴール裏を“仕切る”という慣例もある?やに聞きます。青いシャツの下に、赤や黄色やトリコロールのユニを忍ばせている人達。その先頭にわがチームのサポーターの勇姿がある。これもまた大いに楽しみです。

Jのチームができて一年目の地にA代表戦を迎える。いい盛り上がりになるよう、挙げて協力したいと思います。
われわれもまた年甲斐もなく代表レプリカユニを購入することにします。そしてその下には、寒さを理由に、ありったけの熊本の“歴史”を着込んでいくことにします。