もうすっかりタイミングをはずしてしまいましたが、改めて明けましておめでとうございます。随分長い正月休みをいただいてしまいました(笑)。まぁ、今年はこの間、あまり踊らされるような情報がなかったということかも知れません。

17日に新体制が発表されました。一応、自分たちの備忘録的に新加入選手だけ記しておきますと・・・

GK21 佐藤慎之介(千葉)
DF4  ジェフェルソン(ウニベルシタリオ(ボリビア) )
DF15 森川泰臣(熊本ユース)
MF2  黒木晃平(鳥栖/期限付き移籍)
MF14 ドゥグラス(マリリアFC(ブラジル))
MF26 山崎侑輝( 鹿屋体育大学)
FW25 パブロ(秀岳館高校)

以上7人。このうちJリーグの公式戦に出場経験があるのは、熊本の強化指定選手だった山崎と、鳥栖の黒木の二人だけ。(黒木は、佐賀大3年生時点から鳥栖の試合に強化指定選手として出場。熊本とも対戦していますね。)ジェフェルソンとドゥグラスのプレーは、それらしいものをyoutubeで見ることができますし、高校時代のパブロのプレーぶりを知る人もいるかも知れません。

しかし、いずれにしても一概にして言えることは、すべてが”未知数”。そういうことだと思います。

それは、アンダー世代を率いて世界を戦ったとはいえ、Jクラブの監督は初めてという吉田新監督にも言えることで。どんなチーム作りをするのか、どんなサッカーをするのか、可能性も含めて”未知数”というのが、今年のロアッソではないでしょうか。

「5年でJ1」という目標に到達できず、さらに債務超過を抱えた状況のなかで迎えた今季の編成を終えた池谷社長は、記者会見で今シーズンを「ある意味元年と位置づけて」と表現しました。確かにこの”可能性を含めた未知数”感は、期待感はあるものの、同じくらいの不安感もあり…。ちょうど選手選考を経てスタートしたばかりの、あのロッソ熊本発足時に近いものを思い出します。

ただ、選手が入れ替わりながらもこのJリーグでの5年で積み上げたものは大きいと言わざるを得ない。さらに、池谷社長が「昨年の終盤の連勝をベースに考えた」と言うように、市村と廣井、武富という主力の流出は痛いものの、ほとんどの”経験値”を慰留できたのは確かに今季の基盤になるに違いありません。ロッソ発足時と明確に違うのは、今、南や藤本、北嶋や藏川というチームを引っ張り、チームの雰囲気に気を使えるベテランが揃っていると言うこと。そのうえに未知なる可能性を秘めた若いタレント(才能)を、育成経験の長い吉田監督に託すのですから、われわれの期待も勝手に膨らんでしまいます。

「非常に可能性のあるチーム。間違いなくJ1に昇格できるレベルにあると思っている。あとは私の腕次第」。吉田監督はそう言い切りました。誰からの要請でもなく、自らが志願した熊本の監督就任。その言葉に、そんな決意と意気込みの強さが感じられます。

『絆 with us ~180万馬力~』。これが今シーズンの熊本のスローガン。当然180万馬力というのは熊本県民180万人の熱いサポートを意味している。それを説明する池谷社長の脳裏には、“県民に元気を、子どもたちに夢を、熊本に活力を”という理念のもと誕生したこのクラブの、そこに招聘された自分自身のあの”元年”への思いがありはしなかったでしょうか。

示されたクラブの中期目標には、スポンサー収入を3億、シーズンチケット2,500、年間チケット収入1億5000万が示されました。もちろん債務超過解消が喫緊の課題とは言え、そうやってスタジアム全体を赤く染めることで、「間違いなくJ1昇格は成る」という、常々、池谷氏が言ってきたことを”数値的”に表現したことでもあろうかと思います。

さて新年、新たなシーズン。あらたまった気持ちでキーボードに向かってみましたが、まずは今年も、シーズンシートを買いに行くことから始めなければと思いました。どうぞ今年もお付き合いください。