また随分とエントリーの間が空いてしまいました。さてこの間の「練習試合」、大分とのテストマッチはニューイヤーマッチに、鹿児島でキャンプを張る浦和、清水、磐田との総当たり戦をニューイヤーカップ(鹿児島ラウンド)と銘打つ「公式戦」扱い。ナマ中継し賞金も出すというスカパーさんの意欲的な取り組み。解説者もコメントしたように、今年限りではなく、来年以降さらに参加チームも増えて、この時期の名物イベントになるよう期待します。

まずJ2大分との試合は、常盤からのクロスに巻が合わせて得点するも1-2の敗戦。まだまだチームも始動まぢかで、連携も未成熟な段階でした。

カップ戦第1戦は8日のJ1浦和戦。熊本から当日バスで4時間近く揺られ、到着してすぐの試合。相手は昨季J1準優勝チーム。さすがにプレスを剝がされボールを回されますが、熊本は若干リトリートぎみにブロックをセットして、随所で奪う場面も作りました。浦和のシュートの不運にも助けられたものの、ワンチャンスをモノにしていれば金星も…という試合でしたが、両者スコアレスで終わりました。

第2戦は11日のJ1清水戦。清水の出来が見るからに悪いのもあったのですが、熊本の激しいプレスが面白いようにはまる。前半は3バックを試して何度もチャンスを作りますが、決定力に欠ける。後半終了間際に新加入・田中が飛び出し絶妙なクロス。これに齊藤がトラップ一発ゴールに突き刺す。1-0で清水を下しました。

第3戦14日は同カテゴリーの磐田戦。序盤こそ前からのプレスに攻勢を示した熊本でしたが、カウンターから失点。その後は磐田のパス回しにいなされ始め、浦和戦と同じように、大きなサイドチェンジのパスがぴったりと合わせられるとスライドが間に合わない。3バックにした後半、嶋田からのスルーパスに齊藤がGKと1対1になるも決めきれず。0-1での敗戦となりました。

最終第3戦目はキャンプの最終日。さすがに動きの重さは隠せませんでしたね。

新加入選手では、クォン・ハンジンと大谷の両CBが存在感を示しました。また、ボランチあるいはSBにもシフトできる上原のユーティリティー性も即戦力として光りました。常盤はやはり運動能力が高い。そして、田中達也をもっと見たい。

1週間という短いキャンプの間に、これまた短い間隔で3つの実戦。小野監督は、1試合1試合に課題(テーマ)を掲げて挑んでいたと思われます。たとえば浦和戦は守備。最終戦ではワンタッチでの崩し…。

色々なメディアで語られているように、チームは強豪相手によく戦い、守備に自信を得、決定力という課題を残した。それは、開幕までの今後の練習あるいはTMで更に詰めていくのでしょう。繰り返しになりますが、プレシーズンのこの時期に、格上相手に密度の高い緊張感溢れるゲームが体感できたこと。これは何よりの経験だし、チームの成長に大きく影響する出来事だったのではないでしょうか。