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2月25日(日)
【J2第1節】(みらスタ)
山口 4-1(前半2-0)熊本
<得点者>
[山]オナイウ阿道(2分)、高木大輔(9分)、小野瀬康介(67分)、三幸秀稔(75分)
[熊]皆川佑介(86分)
<警告>
[山]渡辺広大(28分)
[熊]皆川佑介(38分)
観衆:7,456人
主審:山岡良介


宣言どおり山口との開幕戦、維新みらいふスタジアムに行ってきました。

同じように、リーグ開幕を待ち焦がれ、新チームに期待を寄せて山口を訪れた600人以上の熊本サポーターがゴール裏で今シーズンの新しいチャントを歌っている。しかし、試合開始2分と経たないところで落胆させられます。

20180225山口

山口にとっても最初の攻撃シーンだったと思います。「センターバック3枚の右に入った鈴木翔登が中央に引き出されてファウル。戻り切れていないうちに山口が素早いリスタートで、がら空きの右サイドのスペースを突いた」(熊日)。えぐったのは左SBの瀬川。クロスはなんなく撥ね返せるものと思ったのですが、PA内で上村、米原が重なってクリアが中途半端。目の前にこぼれたボールをオナイウがダイレクトで一閃。佐藤の守るゴールに豪快に突き刺さります。

ミスと言えました。しかし、井芹さんの熊本蹴球通信によると山口に、「(熊本の)戻りが遅いことはスカウティングで選手たちに伝わっていた」。狙われていました。そうして熊本は、ホーム開幕戦を勝利で収めたい新生・山口、昨季ひとつ上の順位20位で終えた山口の術中にはまっていきます。

鈴木を入れればスタメン中6人が新加入選手という熊本の陣容。早い時間の失点で、まだ時間は十分にありましたが、アウェーでの開幕戦の緊張感もあったのか、なんだか固くなってしまいましたね。

新チームが目指すワンタッチパスで崩していくシーンも垣間見られましたが、山口のハイプレスに困惑する場面が多い。9分にはPAに近い位置で鈴木が高木に奪われると、そのまま撃ち込まれ追加点を献上してしまいます。

後半に入ると坂本に代えて田中を右SHに。続いて中山を下げて安を皆川との2トップにした熊本。右サイドの高い位置で田中を使うシーンが増える。安も個人技で打開しようと試みる。

しかし67分。今度はアンカーの上村が襲われ、小野瀬に技ありのシュートを決められると、続く75分にはカウンターからさらに4点目を献上してしまいます。

この時期の山口の夕方はしんしんと冷える。心も体も寒さが身に沁みましたが、最後まで声を張り上げる赤いゴール裏。すると終了間際の86分。右サイドをえぐった田中のクロスに皆川が体を投げ出しゴール。なんとか一矢報いてくれました。

新生・渋谷ロアッソの船出は厳しいものとなりました。目指すサッカーの片りんは見せたものの、途上にあるなかで一番相性の悪い戦術のチームと当たってしまったのかと。監督は「2点目も3点目もビルドアップのところでひっかかっている。しっかり動かして攻撃していくなかで、1つ1つのパスの精度だったり、ポジショニングのスピードだったり、そういうところで1つ間違えれば失点に繋がる」、そう述べました(熊本蹴球通信)。

ただ、それでも「最後までしっかりボールを動かして、ビョンジュン(安柄俊)と皆川(佑介)がいるからと全部ロングボールを蹴ってセカンドボールをということになると先につながりませんし、選手たちも最後までボールを動かして仕留めるという判断をしてくれた」(同)と評価する。

厳しいシーズン幕開けとなりましたが、われわれファンやサポーターも、かなり辛抱して付き合っていかなければいけないなと、改めて覚悟を問われた試合でした。

さて、なかなか言い出せませんでしたが、このブログ、今季は更新頻度を少し下げさせていただきたく思います。それもこれも寄る年波とそれに反して増加する仕事量が原因。昨シーズンも、意地のように毎試合ごとエントリーしてきましたが、青色吐息。質の低下も自覚するところでした。

われわれのなかで検討して、「勝試合だけにする」という案も浮かびましたが、それではまるで拍手要求のようでもあり、結論として「ホーム試合だけはなんとか書く」という方針に致しました。ブログのサブタイトルにもあるように「ホームチームがある喜び」、それが常にわれわれのコンセプトですから…。

併せて、始めたときは「自分たちが読みたいもの」を書いてきたつもりですが、喜ばしいことに、井芹さんを始めとして、「自分たちが読みたいもの」の提供者が周りに増えてきたというのも一因です。

ただ、自分たちの備忘録の役割でもあったこのブログですので、毎試合結果は記録していきたいと思います。

18シーズン目を迎えるサカくま。なかなかご期待に沿えないようになってきましたが、どうぞ今後ともお付き合いいただければ幸甚です。

2018.02.16 熱量。
仕事が忙しくて、練習試合どころか日頃の練習さえ観に行けず、なんのネタもありませんでした。悔し紛れに14日にホテル日航であった「2018シーズン チーム壮行会」に出かけてみました。

翌日の熊日によれば参加者は約260人だったとか。初めて参加した当方は、「案外少ないものだ」という印象だったのですが、例年来ている人によると、今年は多い。それも期待の表れだと。

それにしても、永田社長の挨拶も来賓の挨拶もそうでしたが、なによりスポンサーを代表しての平田機工さま(平田社長の文面を代読しながら)の挨拶と、マイナビさまの乾杯の際の激励が“熱かった”こと熱かったこと。一気に会場のボルテージを上げて、われわれ参加者も意気上がりました。

「熊本のためになにができるか」とか「どんなときもロアッソを愛し続けて」などという言葉(フレーズ)は、よくある業界や経済界パーティーのとおり一遍のご挨拶ではなかなか聞けない台詞。スポーツを支援(スポンサード)する会合ならではの雰囲気、と思った次第です。

というわけで歓談に移ったあとは、旧知の方々やスタッフ、特に首藤君の姿を探してご挨拶したりしましたが、一番の目的であった織田GMと少しだけお話しできたことが最大の成果でした(笑)。

就任のいきさつは、これまで伝聞ながら書いてきたことを裏付けるものでした。一番聞きたかった「なぜ熊本を選んでいただいたのか?」という当方の問いに対しては、「永田社長ほかの方々の熱意に打たれて」ということと、「広島の社長を務めたが、もう一度自分の大好きな強化の仕事をやりたかった」ということが大きかったのだと。その心意気。われわれにとっても、生涯においてどんな仕事人生を送るべきかということと重ね合わせずにはいられません。

社長退任というタイミングと、“縁”と“熱意”。この3つが相まって、この大物と熊本が結ばれることができたのですが、いやいや本人はそういうことを向けると恐縮至極で、とても腰の低い、物腰の柔らかい人でした。

来賓の挨拶にも端々に、今年は“結果”も問われるという言葉が聞かれました。「”奇跡的に”降格を免れたのだから」という厳しい表現も加わった叱咤激励・・・。

会場にまん延したそういった“熱量”を選手たちはどう受け止めたのでしょうか。あいにく選手たちとはあまり話しはできず。唯一、通りかかった池谷ジュニアに「点を決めてるね」と声をかけたばかり。受け答えの印象は、けっこうクレバーな青年だなと思いました。父親ゆずりかも知れません。

「開幕・山口戦は伺います!」。出口で見送るスタッフに、おもわずそう宣言してしまったのは、酔った勢いか会場の熱量のせいだったのか。開幕まであと2週間を切りました。