FC2ブログ
2018.05.04 連敗。岐阜戦
5月3日(木)
【J2第12節】(えがおS)
熊本 1-2(前半0-1)岐阜
<得点者>
[熊]八久保颯(87分)
[岐]風間宏矢(24分)、宮本航汰(48分)
<警告>
[熊]片山奨典(36分)
観衆:5,247人
主審:谷本涼


黄金週間のなかの連戦の2試合目。熊本は先発を6人入れ替え、いわゆるターンオーバーで臨みましたが、逆にメンバーをほとんど入れ替えなかった岐阜に足元をすくわれてしまいました。

20180503岐阜

大木体制2年目の岐阜。京都を指揮していたときも対戦経験がありますが監督が志向する”クローズ戦術”が身についていた。ボールサイドに人を集めて短いパスで打開すると、空いている逆サイドに大きく展開するというやつです。

熊本は出だしこそCKの連続からチャンスを作りましたが、徐々に相手のペースにはまっていく。なによりダブルチームディフェンスや、プレスバックなど球際で圧倒され、ボールを持てない、運べない。

24分に自陣右サイドで岐阜につながれると、PAを横切るパスに詰めることができずFW風間に先制点を許します。

仕切りなおして入った後半でしたが、早々に自陣深くのパスをカットされ追加点を献上。その後、皆川、田中を同時投入。さらには伊東を入れ、ようやく87分に伊東のパスから八久保が抜け出し、冷静にGKビクトルとの1対1を制します。アディッショナルタイム3分まで、なんとか同点勝ち点1をと願ったホームのファン、サポーターでしたが、あえなく敗戦となりました。

試合後、まず誰もが聞きたいと思う質問、“先発6人を変えた影響はあったか?”と記者に問われた渋谷監督は、「バックラインが変わってビルドアップが落ち着かないなという話であるならば、フレッシュな選手が入ったけど、となりますが、じゃあ岡山戦ではボールが動いていたかというとそうでもないと思うので、そこはあまり、私の中では、6人変わった影響はありません」と答えます(熊本蹴球通信)。

ただ、DFラインからのビルドアップにこだわるあまり余計なプレッシャーを受け、前線あるいは逆サイドのフリーな選手が見えていないという状況は、前節岡山戦というより、見ていて開幕戦の山口戦を思い出させました。

この点は指揮官も「相手のプレッシャーのところの、スペースを共有できていなかった。フリーマンの共有ができていなかったというのが、いちばんの原因」(同)と認めている。

厳しいプレスにさらされると失われる判断力・・・。

「相手の状況とか、サッカーを読むということを僕はいつも言ってますけど。相手の形がこうだったらどういうところにスペースがあって、どういう風に開放しなきゃいけない、どういう風にリリースしていかなきゃいけないっていうのを、もっと選手たちは頭の中で考えなきゃいけない。それができていない、やっぱり最終的に失点になっているっていうことは、僕自身のトレーニングが足りないっていうことなので」(同)と指揮官は言う。

中二日の連戦のなかでは、なかなか練習に落とし込むことの難しいのは分かっています。しかし、今シーズンのコンセプトとも言えるこの監督の”理想像”に向かって一歩ずつでも近づいていく、そんな姿を見ていきたいと思います。
順位は12位に後退。次は難敵・甲府ですが、ホームが続くことを好機として勝利を飾って欲しい。そう願います。