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9月30日(日)
【J2第35節】(えがおS)
熊本 0-4(前半0-2)京都
<得点者>
[京]本多勇喜(17分)、田中マルクス闘莉王2(20分、81分)、小屋松知哉(74分)
<警告>
[京]仙頭啓矢(55分)
観衆:3,429人
主審:池内明彦


20180930京都

猛烈な台風24号が午前中に最接近。その吹き返しの強風雨のなか開催もあやぶまれた京都戦でしたが、3千人以上の観客が訪れました。もちろんそれは、この試合の重要性を皆がわかっていたから。消化試合数もようやく並び、勝ち点差は4に離されたものの、この一戦で勝利してなんとか付いていきたい。そんな20位京都との試合だったからに違いありません。

しかし、3千人のファン、サポーターは落胆して帰ることになった。

前半17分、20分と立て続けに失点。まだ1点でも返していければと思って見ていましたが、後半にも2点を失い、0-4の大敗となりました。

試合結果ももちろんですが、この“あっさり”と取られる、点の取られ方が、応援しているものをまたがっかりさせる。

「後ろの選手がやられたから後ろの選手の責任なのかっていうと、そこでもないですし、やっぱりもっとボールへのプレッシャーをかけていかないといけない、寄せないといけない。というふうに私自身は思っています」(熊本蹴球通信)と、渋谷監督は言う。「そこに配球する選手に対して、絶対に(クロスを)あげさせないとか、そういう気持ちが、気持ちで守備ができるかどうかはわかりませんけど、やっぱりそこの部分じゃないかと思います」とも。

この時期になって、まだこんなことを言わざるを得ない状況なのかという気がします。もちろん選手だけでなく、言わざるを得ない状況を招いてしまった監督の責任も重い。

一方、敵将・ジュロヴスキー監督は、「今シーズンのベストゲーム」と、この試合を評価し、熊本の11番、9番、14番を抑えることが重要だったと試合後言う。それは、もちろんどのチームもわかっていることでしたが、ジュロヴスキー監督は田中の使うスペースを徹底的に消しにかかった。ある程度のリスクも抱えながら。やむなく熊本は、中央を崩そうと試みますが、京都にがっちりとブロックされてしまう。カウンターで崩せる場面でも、後ろの上がりを待つ間に、相手は素早く戻って守備をセットする。

リーグ戦の早い段階から、どのチームも熊本対策は確立している。要するに“裸”だということです。対して、わがチームはどうなのでしょう。その裏をかくでもない。相手の強みを消す戦術にも見えない・・・。

確かに20位に沈んでいたとはいえ、京都との対戦は分が悪い。これまであまり快勝した覚えもありません。しかし、この大事な一戦。選手たちには特別なモチベーションを持って向かってくれるだろうと期待していました。けれど、これが現在の彼我の力の差なのでしょうか。

試合終了後、選手たちがスタジアムを一周するとき、いつもなら野次や、それを打ち消すような拍手まじりになるスタンドが、人数もあったのかも知れませんが、今日はやけにどちらも静かなような気がしました。それはまるで、嵐が去ったあとの静けさに似たようにも感じながら、雨上がりの家路を急ぎました。