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10月7日(日)
【J2第36節】(えがおS)
熊本 1-3(前半1-1)千葉
<得点者>
[熊]鈴木翔登(7分)
[千]船山貴之(45分)、近藤直也(62分)、指宿洋史(63分)
<警告>
[熊]植田龍仁朗(26分)、小谷祐喜(53分)
観衆:3,936人
主審:谷本涼


20181007千葉

毎週、週替わりで列島を襲う台風。今節も大型の25号が九州に接近し、通過した翌日。台風一過、蒸し暑いコンディションになりました。

先制点を挙げたものの、逆転負け。くしくも前回対戦時と同じ結果になりましたが、今回全ては前半終了間際の千葉のシステム変更にありましたね。ただ、「おやっ?」と思ったのは、渋谷監督が試合後、「後半、相手がシステムを変えてきて、向こうが先に動いた」(熊本蹴球通信)と言っていること。システムを変えてきたのは、前半終了間際。それが紛れもなく船山の同点弾に繋がっている。別の意味があるのかも知れませんが、もし見誤っているとしたらコーチを含めたベンチ全体の責任ということでもあり・・・。

前半始まってすぐの鈴木の先制点は、アグレッシブな守備の賜物でした。前線から厳しく寄せることによって、ハイラインで知られる千葉にボールを下げさせ、自陣にくぎ付けにした。久しぶりに入った片山や、中山の鋭いえぐりからCKのチャンスが何度もありました。

しかし、そんな至福の時間も長くは続かず…。

4-2-3-1のトップ下で、時にはボールを引き出すために後ろまで降りてきたりしていた船山を、4-3-3の左アタッカーに配置換え。すると前半アディッショナルタイム、ボールを収めた船山が左サイドをするすると仕掛け、相対した小谷を振り切ると、ゴールに流し込みました。どうしても1-0で終わっておきたい前半でした。

前述の監督コメントは、「我々が戦い方を変えたりということも必要だったのではないかなとも思います」と続きます。しかし、なされたベンチワークは、3点目を失ったあと、「自分でナーバスになったのかわかりませんけど、彼のプレーが少し臆病になっていたと思うので」と、小谷を引っ込め水野を入れた。CBの一角には米原を下げました。

ベンチに本職のCBはいませんでしたから、不測の事態は米原でとは決めていたことでしょう。ただ、12試合ぶり、しかも本職でない米原は、長身FW指宿のボールを収める懐の大きさに苦労して再三ファールを犯す。植田がピッチ上でアドバイスを送るも、リズムはどんどん悪くなってしまいます。

千葉の布陣変更は、船山をサイドアタッカーに変えただけでなく、熊本のパスコースを遮断することにもなりました。テクニックのあるボランチの熊谷が、完全フリーでボールを配給し続けました。

ふぅー(ため息)。ここまで読んでいただいて、最近随分監督批判が強くなってきたなぁとお思いかもしれません。ただ、ピッチ上のことはピッチ上の選手たちが解決すべきとはわかっていても、試合途中、途中の変更指示、ベンチワークを期待したい。それらを含めて“サッカー”だと思っているわれわれは、そんな快勝があれば、いくらでも手のひら返しして、褒め称えます。

愚痴っぽく言うなら、今季ホームゲームだけはしっかりレポートしようと決意したわれわれ。しかし、こんな残念な敗戦のレポートばかりで、情けないことに投げ出したい気持ちになりそうです。けれど、ゴール裏のサポーターも一緒かも知れない。ひょっとしたら選手たちも…。

そう思うと、いや待て、やはり応援こそ全て。ハッとわれに返り、気を取り直して、われわれが下を向いてる場合じゃない、選手たちを奮い立たせなければいけない、声を出さなければいけない、と。まだ何も終わっていない。諦めたところが終わり。これまで何度も経験してきたことじゃないか、と。