連敗の後の連勝でやや下火にはなりましたが、池谷監督解任論が根強くあります。プロスポーツの世界、結果がすべてであることも確かですが、監督を解任し新監督選任することは、アスリートクラブという会社の人事であり、現監督、新監督に対する組織的な評価が必要であるといえます。

サッカーを知る人間がいない。これが会社発足から3年目を迎えるAS熊本フロント陣の目下の課題ではないでしょうか。今さら何を、と言われるかも知れませんが、池谷監督を評価しうる人間、あるいは後任をスカウティングできる人間が不在であることは残念ながら事実です。もっと言えば、それはいわゆる“GM”の役割ということですが、その役割を池谷監督が擬似的にも兼ねているという状況自体は昨シーズンから変わっていないということです。

先日の定時株主総会で後藤(元熊日広告社社長)、米村(元電通九州熊本支社長)両氏が取締役に選任されましたが、これも狙いは当面の営業力強化でしょう。もちろん、幾分か監督の負担は軽減される可能性はありますが、組織的課題は何ら解決されていないといえます。

当然、この状態がいいわけでもないし、また、チームがこの課題を認識していないわけでもないでしょう。ただただ組織としても発展途上にあると理解せざるをえません。

3日は対アローズ戦。いよいよ上位チームとの7連戦がはじまります。これほど鮮明に下位チーム、上位チームとの対戦スケジュールが続くというのは珍しいと思います。もちろん現時点での上位チームは下位チームより戦力的にも充実しており、なによりコンディションや勢いがあると見るべきでしょうが、そこはサッカーです。強い相手に対しては120%の力を出して戦うし、そうでないと見る相手には80%の力も出せないでイライラさせられます。

さあ、ロッソ。必死の戦いを見せてくれ。Jへの正念場だ。
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