シュート数は13対6。
相手ツートップにシュートを打たせなかった。
右の高秀とボランチ堀田を自由にさせなかったのが勝因。(スカウティングの勝利)
相手も気持ちが入っていたが、自分たちのほうが気持ちで相手を上回っていた。
全員がハードワークをこなした。
フォワード、中盤ともによくボールを追ってくれたので(DFも)しっかり守れた。
相手より一歩早く、一歩長くの動きが出来ていた。
試合を通じて運動量が落ちず、人もボールも良く動いた。

なかなかアウェイにまでは出かけて行けないわれわれにとって、熊日の記事やJFL公式記録、サポーターのブログ等に掲載されているこういった記録、言葉を拾い集めては、自分たちなりのゲームのイメージを妄想するしかありませんね。

さて、栃木戦。連敗の後の4連勝ということで当然、チームとしてもいいリズムになってきており、いわゆる「快勝」のゲームという評価ですね。選手個々にもそれぞれがしっかりと役割を果たしていることが伺えます。ただ、この間、実際にゲームを見た高崎戦、北陸戦と先の栃木戦の“妄想”をつなげてみると、チームとして大きな成長、あるいはひとつの段階をクリアしたような見方はできないだろうか、という考えを持っています。それは一言で言うと、JFLを戦う上でのメンタリティーが確立されたのではないか、ということです。

九州リーグでもそうだったように、JFLでもやはりその“戦力”は額面で判断する限りトップクラスであり、常に相手から厳しくマークされ続けている、という宿命があります。そういった言説は事実であるかどうか、というよりも、われわれファンはもちろん、選手が、チームがそれに囚われてきたのではないかと思っています。勝ってあたりまえ、あるいは、大差で勝ってあたりまえなどの思いを深層で抱いていたのではないでしょうか。自らのゲームプラン通りに行けば問題ないが、そういった深層心理の裏返しで、思うように点が入らないといった場合には、とたんに焦りやミスが噴き出す、といったことではなかったかと。

今は点が入ろうが入るまいが、そんなことはお構いなしに、相手にサッカーをさせないような、非情なまでの厳しいプレーを積み重ねている、そんな印象を受けます。相手に「持たせない」、「回させない」、「振り向かせない」、「シュートを打たせない」。「気持ちの入った」プレーというのはそのあたりを指しているのではないかとも。

われわれは高崎戦でも北陸戦でもその勝因として前半の「我慢」を挙げましたが、栃木戦の監督コメントでも「我慢」という言葉が出てきていましたね。でも実は、単に点の入らないゲーム展開を「我慢」しているということではなく、ある意味で開き直っているというか、JFLというカテゴリーを戦っていくについての心理面でのゲームプランが「厳しさ」をベースにして確立されたのではないか、という仮説を立てているわけです。戦力面での彼我の比較という囚われが無くなって、だから、それが90分間持続できているのではないかと考えています。

確かに「快勝」だったのでしょうが、それだけでは評価しきれていないような手応えが感じられる。それが何なのか、まだうまく表現できません。

また、2連敗がそれを促したのか、あるいはスタメン(栃木戦)のうち7名が今シーズン加入というメンバー構成がようやくフィットしてきたのか、はたまたベテラン陣のコンディションが上がってきた(上村も後半、目だって足が止まるということがなくなってきた)のか、などなどさらに“妄想”してみたいと思います。

第10節
5月6日(日)13:00
栃木SC0-2ロッソ熊本
得点者 45分高橋(熊本)、89分小林陽(熊本) 
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