6月3日(日) 13:00 水前寺陸上競技場
ロッソ熊本1-1佐川急便SC

得点者 後半11分 高橋(ロッソ熊本)
    後半20分 景山(佐川急便)

前夜からの雨も上がり、晴れたり曇ったりという天気。風もあり、やや蒸し暑い程度の(この時期の熊本では)過ごしやすいコンディション。

試合開始早々、MF喜名が相手選手に仕掛けたタックルの際に足を痛め、山口と交代。厳しい試合を予想していただけに、攻守の要を失い、また交代カード1枚をここで使ってしまうのも、いかにもつらいものでした。

佐川急便は、非常に高いラインを保ちながら、ロッソの両サイドバックに対して厳しいプレッシャーをかけ続ける。ロッソは思うようにパスが繋げず、ロングボールが多くなる。高橋、北川にも、それぞれDF二枚が行って、ほとんど、ボールが入らない。いい形でボールに触ることができない
また、ロッソの司令塔・小森田にはことのほか厳しいマークで、ことごとく潰されてしまう。この日の小森田は、ここというところでパスカットされる場面も2度、3度、また危険な位置でボールを奪われるなど、戦術的に狙われていた印象。

もちろん佐川のツートップ、長身の御給と小柄な中村に対しては、ロッソ守備陣もガッチリと対応。とにかく御給を自由にさせない、ヘディングで競り負けない。また佐川急便の3人目、4人目まで連動している攻めに対しても、よく読んで対応できており、決定的に崩されることはない。徐々に、受けにまわる局面も多かったが、ある意味、試合の流れのなかで、引いて守っていた時間帯もあったように思う。

しかし、佐川急便。あれだけほとんどオールコートプレスで守って、走って、最後まで足が止まらない。まるで昨シーズンのHonda FCのようなスタイルで、総合力という意味で首位にふさわしいチーム。

ロッソも、なかなか攻撃のいい形ができないなかでも、体を張って、足を出して、ひたすら守ってチャンスを待ち続けた。

得点のシーンは、最終ラインから相手のプレッシャーを受けながらも、かなり高速な玉回しの末、左サイドバックから右前線へ大きくサイドチェンジ。というところから右サイドが粘って粘って、ようやく上げた低い早いクロスに高橋が飛び込んだもの。まさに一瞬の出足、位置取りでDFの前に出た高橋の勝ち。

また、この試合での1点の重みというのか、慎重なプレー選択というのか、あるいはセンターをしっかりと守ってサイドに絞っていたのか、とにかくクリアボールの多いこと。当然、相手CKも多くなる。失点はまさにそのCKから。

結局、終盤も目立ったスペースが空いてこない、実にタイトなゲームで、1-1のまま終了。ロッソとしては前半を我慢できたこと。後半、追いつかれてからも、ゲームの流れを見失わず、守備的に対応したことなど、結果も含めて、実にいい試合だったというのが印象です。
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