2013.03.12 千葉戦。連敗
3月10日(日) 2013 J2リーグ戦 第2節
熊本 0 - 3 千葉 (18:04/うまスタ/4,409人)
得点者:10' ケンペス(千葉)、69' 米倉恒貴(千葉)、75' ケンペス(千葉)


日曜日のナイトゲームとはいえ4,400人のスタジアムはいかにも寂しく。開幕戦のショックの大きさもそれに影響していたのか。そしてこの試合。強豪・千葉が相手だったとしても、大量失点での完封負けを見せられたファンの心理は…。いや、結果はともかく、スタンドの高い席から俯瞰して観ていても、ピッチ上で“闘う姿勢”が感じられない。まん延しているのは頼りなさ、自信のなさといった雰囲気。それがわれわれを何よりがっかりさせました。

開幕2連敗は初めての経験。しかもホーム2連敗。吉田監督の「深刻な状況」(熊日朝刊)というコメントを待つまでもなく、開幕早々に、いきなり厳しい状況に立たされてしまいました。そして、ファンであるわれわれにとって「深刻な状況」というのは、多分「言いようのない不安」に襲われているということだろうと思います。持っていきどころのない不安。

敗因は新監督の戦術やシーズンに向かうチームの方針に関わることでもありますが、目の前のゲームを素直に見れば、それ以前の状況のように思われます。途中まで0-1で経過していたことのほうが幸運であって、早い段階でゲームの行方が決まっていても不思議ではなかった。今日は幸運なので「もしかしたら」などと思うのが精いっぱいでした。その幸運な時間帯にゲームを動かせれば…ということなのですが。

課題はDFの裏だけではありませんでした。

20130310千葉

「相手をマークするのか、スペースを守るのかの判断が遅れた」。片山は試合後そう語っています(熊日朝刊)。確かにこの試合、両SBもあまり高い位置を取らず、中盤と2列のブロックを敷いてスペースを消しているのが、前節との大きな違いでした。それが修正点だったのでしょうが、それが今度は相手のマークを曖昧にしてしまうことになったのか。難しいですね。

ただ全てが駄目だったかというわけでもなく。今年取り組んでいる中盤高い位置での組織的なボール奪取は(数回ですが)見られたし、反転してからのワンタッチでのボール運びは前節よりも良くなってます。

敵将・鈴木監督の言葉を引くまでもなく、千葉にしても、先制はしたものの余裕をかましてゲームを運んでいたわけではなくて、決してうまくいってるわけではなかったわけで。前節これまたホームでの痛い敗戦を踏まえて、どうしてもこの試合を取りたかった気持ちの強さが、粘り強く守らせ、ベンチワークも奏功して効率的に追加点を上げさせた。前節、途中交代で入ったブルーノをまた途中で引っ込めたような、鳥取の小村監督にも通じる“勝負師”としての切れ味のいい交代カードとタイミング。そんな”凄み”がまだわが新監督からは伝わってこないというのが実感ではあります。

「プレシーズンでは大きな問題は出なかったんですけど、僕自身は問題があるなと思っていた」と言う吉田監督。おおよそでよかったところ、アバウトにしてきたところが試合になって差になっているのか。「もっと緻密な守備」(吉田監督)を詰めてこなかったつけが出てきているのでしょうか。

それでも開幕2連敗を「チームを成長させるチャンスだと思っている」とする北嶋。この状況でもなお…。今は、修羅場の数々をくぐってきた多くのベテランがいることが救いかもしれません。監督の、チームの修正能力を信じて。これから良くなっていくと。

選手起用に疑問がないでもないなどと言い始めると、本当の悪循環に陥ってしまいそうです。ただ、選手それぞれのコンディションをもう一度冷静に見直してみて、誰を起用するのか、どう組合せるのか、それからのゲームプランを考えてみてもいいのではないか。それもひとつの“修正能力”だと思うのですが。

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