2014.01.16 新体制発表
ずいぶん長い正月休みをいただいてしまいました。もはや明けましておめでとうございますという時期でもありませんが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、ロアッソの新体制発表記者会見が15日行われ、今年もいよいよ始まったんだな、という感じがします。まずは、選手の出入りを整理しておきましょう。

<アウト>
FW北嶋秀朗(引退)
FWウーゴ(移籍先未定)
FW白谷建人(町田へ期限付き移籍後完全移籍)
MF堀米勇輝(甲府に復帰後愛媛に期限付き移籍)
MFドゥグラス(移籍先未定)
MF甲斐敬介(奈良クラブに期限付き移籍)
DF青木良太(千葉を満了後、群馬に完全移籍)
DF福王忠世(鳥取)
DFノ ヒョング(移籍先未定)
DF筑城和人(引退)
GK佐藤慎之介(移籍先未定)
GK南雄太(横浜FCに完全移籍)

<イン>
FW巻誠一郎(東京ヴェルディ)
FW澤田崇(中央大)
FWジョン ミンヒョク(漢陽工業高)
FWパブロ ヤン フェレイラ(V鹿児島への期限付き移籍から復帰)
MFキム ジョンソク(広島から期限付き移籍)
MF岡本賢明(札幌から完全移籍)
MF嶋田慎太郎(ロアッソユースから昇格)
MF上村周平(ロアッソユースから昇格)
MF中山雄登(流通経済大)
DF園田拓也(愛媛から完全移籍)
DF篠原弘次郎(岡山から期限付き移籍)
GK永井建成(京都橘高)
GK金井大樹(富山から完全移籍)

多数の選手が入れ替わって、同時に平均年齢が下がりました。昨季のスタメンクラスが少なく見積もっても6人抜け、その穴を誰が埋めるのか。新卒選手が多いだけに、良く言えば未知数、普通に見れば戦力ダウンと言えるのでしょう。債務超過を解消するための大事な年ということもあるのでしょうが、大きく育成に舵を切った。それを定評のある小野監督が率いていくという図式になりました。

驚いたのは巻誠一郎の加入。実は遠い遠い風の噂で、今季も交渉しているらしいことを小耳に挟んでいたのですが、これまでの経緯もあり、また難しいのかなと思っていました。ところが、新体制発表会見時点でのサプライズ発表。ヴェルディの公式サイトでの発表も同時という演出に、否応も無く煽られずにはいられませんでした。

セカンドストライカーは数多くいるので、彼らの力を引き出すストライカーとして巻が欲しかったという小野監督。対して「故郷に錦を飾るという気持ちではなく、熊本でJ1を狙い、個人としてもサッカー選手としての価値を高めたい」(熊日)と語った巻。期待したいと思います。

それにしても、まるでアスレティック・ビルバオかとでも言いたくなるぐらいの熊本、あるいは九州出身者率。数年前、池谷氏が「3分の1ぐらいは熊本出身者にしたい」と言っていたのが、現実化しましたね。これもより地域密着性を高めようというコンセプト、文字通り今季のスローガンとなった「My Hometown」ということだろうし、「育成」という方向性とも合致するという気がします。


「監督の仕事というのは、かなりの部分キックオフの前に終わっています。」

小野監督は自著「サッカーコーチングレポート」のなかでこう書いています。ほとんどのことは、試合が始まる前に終えておくべきなのだと。それをさらに突き詰めれば、「シーズンが始まる前の準備、これをどれだけ綿密にできたかで、シーズンの大半が決まってしまう」という言い方もできるのかと。

「そうやって考えていくと、一番大事なのはシーズン初日であり、そのときのミーティングは非常に重要」「チームとしての明確な目標を設定すること、そしてその目標をどうやって共有できるかに尽きる」「シーズンの最初に目標を共有できれば、そう簡単にブレない」

だから「監督にとってはシーズン初日のミーティングが最も緊張する一日」だと。

さて、新体制発表会見に先立って行われた初日の練習、そのミーティングで、小野新監督は何を、どう語ったのか。シーズン前の綿密な準備とは何だったのか…。興味は尽きません。ファンなりに色々と想像を巡らせてみたい。

今年もこのブログは、報道や公表される情報を参考にしながら、われわれなりの勝手な推測に似た戯言を書き連ねてまいります。もちろんロアッソ熊本を“超”ポジティブに応援しながら。よろしければ、また一年お付き合いください。

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