6月21日(土) 2014 J2リーグ戦 第19節
熊本 1 - 4 京都 (19:03/うまスタ/7,031人)
得点者:20' 澤田崇(熊本)、45' 大黒将志(京都)、55' 大黒将志(京都)、65' 大黒将志(京都)、78' 伊藤優汰(京都)


京都。その苦手意識ゆえに、リーグ戦では残念ながらまだ勝ったことがない相手。と思い込んでいましたが、実は2011年の初対戦のときに、勝っていたんですね。しかし、その喜びの記憶も薄らいでしまうように、その後は5試合勝てていない。選手、監督は入れ替わるので、苦手意識があるとすれば、それはほとんどわれわれファンのことかもしれません。

その京都、成績低迷により監督が代わって最初のゲーム。もともとの戦力を考えれば、多分、先週までとは別のチームになっていることが十分に考えられる。人が変わることで整理できることもあるだろうし、少なくともモチベーションは半端なく高いだろう。うーん。これもまた巡り合わせか…。

20140621京都

“大量”4失点。しかも久々のホームうまスタ。雨脚の強い中、7000人が駆け付けたスタジアム。このところ1点勝負のドローゲームが続いていただけに、その結果にはわれわれも少なからずショックを受けました。どんよりした梅雨空と金曜日のW杯代表戦と相次ぐストレスの溜まる結果に、せっかくの週末も穏やかな気持ちで過ごすことはできませんでした。

しかし、気を取り直してよくよく振り返ってみれば、サッカーのラッキーとアンラッキーがかなり偏って出てきてしまったようなゲームで、まあ、今日はわれわれの日ではなかったなあと。たまにはそんな持っていきどころがあってもいいのかもしれません。

こんな観戦記を書いていると、ときに後講釈の身勝手さで、すべての結果には原因があるみたいな言い方で、いかにも必然的なシナリオっぽく都合のいい結果論を語ってしまいがちです。しかし、ギリギリの勝負をしているなかでは、跳ね返ったボール、ルーズボールがどこに収まるのか、選手が雨のピッチのどこで足を取られるかとか、それはもうだれも推し量ることはできないもので…。1点の重みが極端に大きいサッカーというスポーツでは、それがどのタイミングで現れるかで、そのゲーム自体が決まってしまうことがあり得ることは、多分、誰もが否定できないことでしょう。

まあ今日は、小野監督のコメントを待つまでもなく「決して選手が下を向く必要はない」と整理して、われわれも次に目を向けることにしたいと思います。

「右サイドの裏に入れられて、そこからのドリブルからクロスを入れられてしまった。同じことを繰り返さないようにしたい」(園田拓也)

「(失点した後は)なかなかボールに行けずに、クロスに対しても寄せられずに、中盤でもフリーでもたれることが増えて、ラインを上げられずに押し込まれてしまった」(篠原弘次郎)

「スペースを使うのが上手くて、背後を意識したらボランチの所で上手く時間を使ってきたり、こっちの動きを見て対応するのは上手いなと感じました」(橋本拳人)

ただ、選手たちのコメントでは、もちろんアンラッキーなどということは一言もなく、むしろ最近のゲームにはないような、いろんな角度からの具体的な振り返りがなされていて、どうも「下を向く」云々とかいう話しではないような雰囲気。

「ボールに行けないのであれば皆でブロックを敷くというのも、今日の試合では大事だったかなとも思いますけど、ボールに行くことで自分たちにはチャンスが生まれるというのもあるので、そこの意思統一が、今日はちょっとうまくいかなかった」という橋本のコメントは、おそらく4失点目を指しているのでしょうか。

決して選手たちは下を向いてはいなくて、むしろ今日のゲームを“きっぱりとした敗戦”として真っ直ぐに見ているように感じます。自分たちの失敗、相手の上手さを率直に受け止めている。

“実際に選手が何かを学ぶなら、勝ったときより負けたとき、敗北から学ぶことが本当に大きい。”何度も引用しているオシム語録ですが、しばらく引き分けが続いたなかで、今日の敗戦はまた自らを整理し直すチャンスなのかもしれません。

ところで、われわれの勤務先でも、会社としての増資とは別に、社員有志という形で社内募金を立ち上げることになりました。チーム存続の危機、それもタイムリミットは8月。お金も足りないが時間もない。崖っぷちの厳しい状況は何も変わっていません。こんな観戦記を書いてるヒマがあったら…ですね。何とか百万円単位まで持っていければと思っていますが。

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