7月13日(日) 第94回天皇杯 2回戦
熊本 0 - 1 山形 (18:00/うまスタ/2,018人)
得点者:87' 山崎 雅人(山形)


【サッカー、次回天皇杯決勝は横浜 国立競技場は改築工事に】47news2013/11/14 18:19【共同通信】
日本サッカー協会は14日、東京都内で理事会を開き、来年12月13日の第94回天皇杯全日本選手権決勝を横浜市の日産スタジアムで行うと決めた。東京・国立競技場以外での決勝は48大会ぶり。国立が改築工事に入るため代わりの競技場を公募し、日産スタジアムなど3会場が名乗りを上げていた。第95回大会以降の決勝会場は未定。
2015年1月に日本代表が出場するアジア・カップがオーストラリアで開催されるため、恒例の元日から前倒しされた。日程も決まり、1回戦は7月5日に始まる。



2回戦から出場した天皇杯。梅雨時に天皇杯を戦うのは初めてのことです。随分前倒しになりました。

スケジュールが変更され、決勝も元日の国立ではなくなって、この歴史あるカップ戦もさらに焦点が定まらなくなってしまったような…。しかも雨の日曜のナイトゲーム。ファンにとっては、ただでさえその存在意義やモチベーションの持っていきどころがぼんやりしてしまって。入場者数も2000人というやや寂しい会場風景。

しかし、その分、緊張感や悲壮感すら漂うリーグ戦とは違って、かなり“気楽に”観戦できるゲームであることも事実だったかも知れません。

ただしゲームは、終了間際のあっけない失点ということで、脱力感で萎えてしまうような結果に。

20140706天皇杯山形

試合序盤は、うまくゲームに入った熊本が、早くも全開の動きを見せ、何度も決定機を作ります。前節から試している4-3-3の布陣。3トップの一角には仲間が復帰して、前線から非常にアグレッシブ。養父、中山に、ユース上がりの上村を初先発させた中盤3人は、いずれもボールが持てる選手。

ここ数試合の課題だった、相手との距離感に関しては、高い意識があるのか、厳しく体を寄せる対応で、相手に自由なプレーを許さない。山形にシュートは打たれるものの、枠にはほとんど飛ばず、失点の匂いは感じない。

しかし。まあ、これもいつか見たシーン。「ここ最近、決めるべきところで決められないで相手に勢いを与えてしまう、そういった試合が続いている」(小野監督)というまさに、そんなゲーム展開になっていきます。

徐々に、きちんとボールをつなぎ、収めて前に持っていく山形。攻め込まれる熊本。

もうひとつ、今日のゲームの変数だったのは、降り続いた雨でたっぷりと水を含んだピッチ。非常にスリッピーで、お互いに足を取られ、滑り、バランスを崩す選手が続出。決定的な場面でのリスクは相当のものがあったはず。上から見ているわれわれ以上に、ピッチ上の選手たちはピリピリ感じていたのではないでしょうか。

この状況で、攻め込まれた自陣では、かなりロングボール中心でセーフティなプレーを選択する熊本。滑るピッチでは逆に、球足は速く、気温も低めで選手たちの消耗も少なく、ゲーム自体は面白い。

この大会自体の意義の問題は別として、熊本にとって、小野監督にとっては、単に出場機会を与えるために選手を入れ替えて臨むゲームということではなく、いくつかテストしたい、あるいは熟成させたい意図をもったゲームであったことを、試合後のインタビューで説明してくれました。リーグ戦を戦っていく新たなオプションを検証するための布陣というのか。われわれも、スタメンを見てすぐにはフォーメーションをイメージすることができなかったように。

「アウトサイドの選手も高い位置へ出て、そこをセンターバックが幅広くカバーするという形で、チャンスを多く作り出す」ために、大迫を使っていくオプション。「その中では、園田、橋本は大きく左右をカバーできる、それからボールを運ぶことができる」というCBのチョイス。まあ、そんな試みの授業料を最後になって払うことになってしまいましたが…。

「あそこですぽっと空いてしまった。ちょうど中間のところに立たれた選手に対してどっちつかずになってしまった。」「今回初めて組んだ2人だったので、そこのところは次に向けてしっかり立て直してくれるんじゃないかと思ってます。」(小野監督)

リーグ戦を含めて公式戦4連敗。試合後、選手たちにはゴール裏から厳しい声が投げ掛けられました。ただ、失点シーンこそ、ぽっかりと空いた一瞬の時間でしたが、全体を通せば十分に闘ってくれたとわれわれは思う。そして、仲間が帰ってきたのは熊本にとって何よりのニュース。熊本の基本戦術を体現する選手だから。

「1つの敗戦、連敗というところに選手は顔を背けない、しっかりそこを見て、ここまでも1つ1つ乗り越えてくれてると思ってます。選手にいつも言い続けているのは、『目の前には必要なことが起こる』と。『これを乗り越えろということだ』ということで、ゲーム内容としてはいい方に持っていってくれてますので、それをしっかりと結果に結びつけるということも選手はそこから逃げず、しっかり乗り越えてくれると信じてます」。そう指揮官は結びました。

大量失点での連敗に、先週は、「頭を抱えてうずくまる」と表現してしまいましたが、もうずいぶん長い間、憂鬱な月曜日を迎える日々が続いています。

こうなるとゲームのことを思い出すのも億劫なくらいですが、それでも次に向かうには…と気力を振り絞って翌日の熊日を開き、経過を振り返り、駄文を連ねていく作業を繰り返しています。

いったい何をやっているんだろうかと、自分たちもわからなくなってしまうこともしばしば。もう店仕舞いしようと思ったことも。

それでも、気が付けば多くの拍手をいただき、そのなかには有り難いコメントをいただくこともあります。

戦術分析みたいな大そうなことはではなく、嬉しい、悲しい、もっと頑張ろう…、そんな一ファンとしてのありのままの気持ちを書いているだけですが、これに共感していただき、逆に励ましをいただいている。そんな感じでもう少し続けてみようかなと、気を取り直してまた週末を迎える。いただいた拍手、コメント、そしてそんなホームチームがある暮らしに感謝しています。

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