4月9日(日)
【J2第7節】(ニンスタ)
愛媛 1-0(前半0-0)熊本
<得点者>
[愛]丹羽詩温(88分)
<警告>
[熊]安柄俊(36分)、村上巧(83分)
観衆:3,766人
主審:清水修平


4連敗です。キーボードに向かう気持ちも晴れません。

色々な疑問符が浮かびます。何故4-1-4-1の布陣で、しかもアンカーの位置に上里なのでしょうか。中盤が厚い3-4-2-1の相手に対して、上里の両脇をケアするためでしょうか。しかし、どうしても上里が敵ゴールから遠くなってしまって攻撃の起点が作れない。

「プレスに行くところと、行かないところを整理・意思共有したい」という話は聞いていましたが、今日は終始セットした状態に見えたのはなぜでしょう。愛媛のボール回しが巧みで、押し込まれる時間帯が続いたからそう見えたのでしょうか。

「クロスからの失点が多かったので、そこを修正してきた」「無失点で勝ち点を持ち帰りたい」と言っていた清川監督。打てども打てども入らずに、その間失点を積み重ねた前節の反省からだとは理解できますが、思いのほか今日は守備に重心が置かれていたように感じます。両SBが高い位置をとるシーンも少なく、片山もアーリークロス一辺倒。

DFラインは長い故障からようやく帰ってきて今季初先発となった植田に託すところが大きかったのでしょう。その期待どおり、愛媛の猛攻を粘り強くブロックし、最後のところではGK佐藤もスーパーセーブでゴールを割らせません。

「前半のシュートチャンスで決めきらず、失点してしまった」(熊日)と清川監督が言うように、26分には村上から斜めに一本のパス。前線に走り込んだ嶋田に収まると、一人交わして左足に持ち替えて強烈なシュート。しかしこれを敵GKパク・ソンスもスーパーセーブ。
これが決まっていればとも言えますが。

その後は守勢一辺倒。中盤から前線にクサビを難なく通し、シャドーの二人が飛び出してくる愛媛に対し、熊本はボールを持っても前が向けず、後ろに戻しては結局アバウトなロングパスを送るばかりで、そのセカンドも拾えない。見ていてもストレスが溜まるばかり。

20170409愛媛

後半アタマから齊藤に代えて巻を安との2トップにした熊本。早速46分には巻が粘ってつなぐと、安がGKと1対1。しかしシュートはブロックされます。

一方の愛媛もすぐ後、ワンタッチパスでDFの裏を取った近藤がシュート。これは佐藤がクリア。熊本に流れを掴ませません。

再び攻勢は愛媛。熊本を自陣にくぎ付けにすると波状攻撃、シュートの雨あられ。しかし(最終的には24本にものぼった)愛媛のシュートも、枠外が多かったり佐藤のタイミングとばっちり合致していたりと、ゴールネットは揺らせない。

終盤75分、78分、86分と愛媛は立て続けに丹羽、小暮、安田と新しい選手を投入する。結局はこれが奏功しましたね。

88分、愛媛は左サイド奥で奪うと、素早く丹羽に付けた。丹羽は更に右サイドにはたく選択もあったが意表を突くように右足を一閃。植田もコースを切っていたのですが、その絶妙のタイミングとここしかないという角度、そして佐藤の伸ばした手の先でバウンドするシュートがゴール右隅に転がり込んでしまいます。コースを切ったと確信していた植田が振り返って驚く。決めた丹羽もルーキーとはいえ、やはりこういうきわどいシュートでないとゴールは割れないというお手本のようでした。

残り10分を切るあたりから熊本は完全に引き分け狙いだったでしょうね。しかし、最後の最後に…。勝ち点1さえも手にすることができず4連敗を喫しました。

ただ、どうしても訝しいのは今日の戦い方、冒頭書いたように、最初から引き分け狙い、アウェーでの勝ち点1を良しとするような戦い方に見えてしまいました。清川監督の口ぶりにも、どうもそんな消極性が感じられ。解説の大西氏も「まずは守備を安定させたいのだろう」と擁護するような…。

結果アウェーでの引き分けなら良しとしましょう。1-0を勝利の美学と捉えていたあの高木監督でさえ、しかしサッカーではアクシデントの1失点が有り得ると計算していた。ならば当然0-0の引き分け狙いなど難しいわけで。

どうもモヤモヤして愚痴っぽいことを長ったらしく書いてしまいました。順位は20位のまま。ただ、まだ何も諦めていませんし諦める必要もありません。次節も応援するのみです。

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