2017.05.05 連敗。町田戦
5月3日(水)
【J2第11節】(町田)
町田 2-1(前半1-0)熊本
<得点者>
[町]戸島章(42分)、井上裕大(78分)
[熊]齋藤恵太(62分)
観衆:3,853人
主審:佐藤誠和


負け試合なので短く。

20170503町田

勝ち点12で順位も15位と近いところに位置する町田とのアウェー戦でした。2連敗中の町田は、試合開始から風上を利用して一気に攻めてくる。それに対して「前半を無失点でいきたかった」(熊日)という清川監督は、それが当初からのゲームプランだったのか、状況を見ての感想なのか、なんとも消極的に感じます。

14分には町田GK高原のロングキックを戸島が頭で落として前に出すと、FW中島がPエリアに侵入してシュート。これはポストの右に反れて事なきを得ました。

前節まで、短く繋いでボールを動かすことに専念していたのに、この日の熊本はDFの裏を狙いたいのかロングボールを多用。しかし、逆風で押し返されるばかり。

「セカンドボールが拾えた部分で点が取れた」(DAZN)と、前半を終えた時点で相馬監督がインタビューに答えたように、ボールは完全に町田が支配し、一方的ともいえる攻勢。42分に町田は、右サイド奥に吉濱が運ぶと、囲んだ熊本の二人のDFに対してヒールパスで出す。拾った大谷がすかさず右から低いクロスを送ると、ゴール前で死角から入り直した戸島が頭で反らしてゴール左隅に流し込みました。

この試合で勝敗を分けた”セカンドボール”の争い。ハーフタイムのロッカールームで清川監督も「セカンドボールを緩めないこと」(DAZN)と檄を飛ばします。そして「背後を狙っていこう」と。

それが実ったのが62分。右SB黒木の自陣からのロングボールが、高い町田のDFラインの裏を取った齋藤に収まり、一気にスピードに乗ってドリブル。GKの飛び出しを冷静に見極め、ゴールに押し込み同点とします。

しかし町田も諦めませんでした。78分、左CKからの展開。途中から入っていた井上が、クリアを拾うとゴール前に入れる。ゴール前で深津が足を出しましたが直接ゴールイン。深津が触っていないまでも、完全にプレーに関与していたので、オフサイドかと思われたのですが、ゴールが認めらました。

前節の”急造”感と違って、この日のGK野村は落ち着いて守っていました。2度ほどファインセーブもありましたが、このシーンは一歩も動けず。「目の前に相手選手がいて、その動きにつられてしまった」(熊日)と言う野村。まだまだ試練は続きます。

熊本は林、モルベッキ、田中を途中投入しましたが、生かしきれず。敗戦となって、順位は18位のまま。逆に町田を12位に押し上げました。

勝敗を分けたのはセカンドボール争いと書きましたが、逆風の前半にロングボール一辺倒だった戦術も解せません。齋藤の一発が決まったものの、その速さや、グスタボの身体能力、いわば”飛び道具”に頼るばかりのように見えた。熊日は「気になるのは、試合を通じて攻撃の形をほとんどつくれなかったこと」と書きましたが、全く同意です。

次節、ゴールデンウィークの最終日は、再び中三日でホームに現在最下位の群馬を迎えますが、このままの戦い方ではかなりの苦戦が予想されます。奮起を!

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