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11月19日(日)
【J2第42節】(大銀ド)
大分 2-1(前半0-0)熊本
<得点者>
[大]清本拓己(86分)、後藤優介(89分)
[熊]菅沼実(65分)
<警告>
[大]鈴木惇(63分)
[熊]中山雄登(45分+1)、三鬼海(58分)、佐藤昭大(77分)
観衆:10,146人
主審:高山啓義


20171119大分

J2の全てのゲームが16時同時にキックオフする最終節。しかし、この日その前に行われたJ3の試合結果で、J2ライセンスを持たない秋田と沼津いずれかが、リーグ戦2試合を残して2位以内が確定したため、J2の21位チームの降格はないということがはっきりしました。

正直、ホッとしたものの、このまま21位のままでは終われない。普通なら自動降格圏内という21位で終わりたくない。他力はあってもまだ19位の目も残した最終節。それはわれわれ熊本の“意地”でもありました。そういう思いが大分・大銀ドームに千人もの赤いサポーターの足を運ばせたのです。

しかし、結果は伴いませんでした。五分五分と言えた前半を折り返すと、後半熊本は嶋田が痛んだのか、菅沼を投入した。これが奏功して65分、クロスの折り返しをPA内でトラップ一発で切り返すと、左足で冷静にゴールに決め込んだ。菅沼らしい、みごとなテクニックで、熊本が先制を果たします。勝てる!その時は、そう確信しました。

だがその後は、その菅沼自身が、「勝っているんだけど攻められている感じがして」(熊本蹴球通信)という展開。「そのなかでも耐えていくしかなかった」()とは池谷監督が言うとおりでしたが、残り時間もわずかのところで守備網が遂に決壊。交代出場の大分・清本にDFラインの裏を突かれ、ボレーシュートを決められる。すると、その3分後には自陣PA内でファールを犯し、PKを後藤に決められ万事休止ます。浮き足だっていた。試合をうまくクローズする力がありませんでした。

「今季を象徴するような試合(負け方)だった」という意見が、われわれの周りにも多い。先制点が取れていれば、という試合を続けながら、いざ先制点を取った試合では、こうもあっさり逆転されてしまう・・・。それよりなにより、この最終節での敗戦で、”自ら”21位に甘んじる結果となってしまいました。

厳しい現実。どうしてここまで熊本は弱くなってしまったのか・・・。

先制点の菅沼は自分に問いかけるように言いました。「僕が開幕スタメンを取って、もっと点を取ってチーム内の競争をできれば良かったけど、何試合かしか出れなかったし、結果も残せなかったという部分で自分の力不足です。出たらやれるという自信は常に持っていましたけど、チャンスがこないのは自分のせいだし。今日負けたことも理由がある」(同)と。

「でもまたJ2でやれるから。もう1回、反省して、足元を見てチャレンジできるから」と、菅沼は続ける。それはJ3の結果ではあるものの、サッカーの神様がくれた熊本への”猶予”なのかも知れない。昨年死に物狂いで頑張ったおかげの、今年与えられた”幸運”なのかもしれない。

だとしたら活かすしかない。

「強くなる、九州で一番だねって、J1がいちばん近いねって、熊本はならないといけないし、なれると思う」。菅沼はそう言い切ります。そうならなければいけない。一年の猶予を貰ったわれわれは・・・。

今シーズンが終わりました。この一年の総括は、じっくりとしなければいけない。そう思っていたわれわれでしたが、翌日、池谷監督の辞任、しかもクラブからも離れるというニュースが飛び込んできました。改めて、われわれとしても、しっかり書かねばならないことだと思っていますが…。10年の決算のシーズンの最後がこれか…・。どう向き合っていいのかわからないような、そんな気持ちです。

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