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6月30日(日)
【J3第14節】(えがおS)
熊本 2-1(前半1-1)群馬

<得点者>
[熊]北村知也2(34分、69分)
[群]高澤優也(9分)
<警告>
[熊]北村知也(47分)
[群]渡辺広大(50分)、飯野七聖(90分+1)、窪田良(試合終了後)
<退席>
[群]布啓一郎監督(試合終了後)
観衆:3,085人


例年より遅い梅雨入りでしたが、入梅したとたんに県内は避難勧告も出るほどの大雨。試合開催も危ぶまれましたが、さすがえがおスタの水捌けの良さ。群馬から来ていたサポーターに無駄足は踏ませませんでした。

ただ、試合序盤はスリッピーなピッチに少し手こずっている様子も。こういう時は「球際など基本的なことをきっちりやること」を指示したと群馬の布監督が試合前に言っていた。(DAZN)

群馬とは2年ぶりの対戦。あの年は21位で終わるも秋田のおかげで降格を免れた。舩津など見知った顔は今も健在。そしてなにより光永の姿がある。

20190630群馬

前半9分、自陣から縦パスでスイッチを入れると岡本がワンタッチではたいて佐野へ。佐野の強烈なシュートはGKがクリア。しかし「チャンスのあとにピンチあり」とは言うもので、クリアボールを拾ったジャスティンが、すぐさま右サイドを上がっていく加藤にロングパス。鈴木が対峙しますが、グラウンダーのクロスを入れさせると、小笠原の視界の後ろから走りこんだ高澤が楽々と押し込みました。

「今後においても絶対にやってはいけない失点」(熊本蹴球通信)と渋谷監督が嘆くように、カウンターとはいえ、ちょっと対応の甘さに唖然としました。

予想フォーメーションでは高澤のワントップになっているものの、群馬の守備は4枚4枚を2列にしっかり敷いて、加藤と高澤2人がプレスを掛ける。

なかなか得意の“疑似カウンター攻撃”を作れませんが、34分、左で作りながら中山のパスで高瀬が左サイドをえぐるとクロスを上げる。DFに当たったのはよくわかりませんでしたが、これをゴール前ニアに居た北村が“胸”で押し込み、前半のうちに同点に追いつきます。

「後半はどちらに転ぶかわからない展開」(同)と指揮官が振り返るように、ポゼッションはやや熊本ですが、群馬もカウンターやセットプレーからゴールに攻め込む。再三のピンチはGK山本が反応良く捌く。

すると69分、上村がひとり飛ばして右の田村へ。田村がすぐさま中央へ入れると、Pエリア内の北村が落ち着いて、ここしかないというコースに右足を振った。逆転弾を叩き込みます。

ここからはベンチワーク。「ボールを落ち着かせるために八久保」(同・渋谷監督)を入れ、さらに「三島を前でターゲットにしてボールを落ち着かせようとも思いましたけど」(同)、直前に「(高瀬)優孝が少し足を引きずっていたのと、あとはサイドから向こうが起点を作って、クロスからの攻防になっていたので」(同)小谷に変更。「最後は守りきるというのをはっきりと選手に伝えるために」(同)村上を入れて今季初の5バックにしました。

監督も言っているように、それでも決定的なピンチが幾度もありました。エリア内でよく足を出して掻き出し、身を挺して防ぎ、最後は山本がビッグセーブではねのける。その山本が終了の笛を聞いたとたん、「やったぞ!」と言わんばかりに、ひざまずいてピッチを叩く姿が印象的でした。まさにどちらに転んでもおかしくないゲームを紙一重の差でものにした。

殊勲の北村は、1点目も「優孝さんと一瞬目があったので」()、2点目も田村が「自分を見てくれていたので」と、出し手とのアイコンタクトを語っている。まあ、それでも好機をちゃんとモノに出来るのは、この人のフィニッシャーとして持っているもの、技量あってこそ。そう思います。

前日に北九州、讃岐、藤枝と上位陣が勝利していて、ちょっとプレッシャーの掛かる試合でしたが、連勝で首位の座をキープ。またもや安易に先制されたのはいただけませんが、その後の修正も効き、4位だった群馬との勝ち点差を8に広げたナイスゲームとなりました。

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