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11月18日(水)
【J3第28節】(えがおS)
熊本 1-2(前半0-2)FC今治

<得点者>
[熊]浅川隼人(82分)
[F]レオ・ミネイロ2(34分、39分)

観衆:1,419人
主審:上原直人


「パスを奪われてカウンターを浴び、セットプレーで競り負ける。熊本は既視感のある失点シーンをまた繰り返した」(19日付・熊日)。

なかなか辛辣な書き出しですが、われわれも以前同じようなことを書いていますし、観ているファン・サポーターも同様に思っているでしょう。

2点先行されて、1点跳ね返す。ちょうど前節・藤枝戦の前半戦を差っ引いたような試合展開は、これも前節同様、いやそれ以上に試合の入りがよかっただけに、悔やまれてなりません。

20201118今治

入りがよかった要因はハッキリしていました。この日、大木監督は2ボランチを捨て、4-1-2-3のインサイドハーフに、これまでは交代カードだった伊東と岡本を同時に先発で使ってきました。失点数がリーグで2番目に少ない堅守を誇る今治に対して、先に点を取ってしまって試合を優位に運ぶ。そんな戦略が推測できました。

しかし、再三高橋にクロスが送られるものの決めきれない。すると34分、小笠原からのパスをインターセプトした今治に自陣右サイドを運ばれて玉城にシュートを許す。これはクロスバーに弾かれるものの、詰めていたレオ・ミネイロに押し込まれます。

さらに5分後にはCKから“あっさり”追加点を献上。前半だけで2点のビハインドは、堅守・今治にとって、最も有利な試合展開となってしまいました。

前半のうちに伊東が痛めて上村に交代。後半、浅川を入れると、60分には中盤で奪ってカウンター。谷口が運んで走ってきた上村にパス。しかしシュートは枠の左。

ようやく82分、ボックス内で受けた浅川が、反転してDFを交わしゴールに流し込みましたが、時すでに遅し。一矢報いるだけに終わりました。

勝利した今治イレブン、スタッフの喜びようは、これほどのものかと思いましたが、思えばこれは“6ポイント”ゲームでもありました。今治は勝ち点を46に積み上げ、得失点差で熊本の順位を上回り、熊本は7位まで後退しました。

今節は、とうとう秋田が無敗のままリーグ優勝を決め、早々とJ2昇格が決定。一方、2位争いは長野が鳥取に破れ、相模原が引き分け、岐阜も勝利して、長野の勝ち点49に対して、鳥取47、相模原47、岐阜46、今治46、熊本46と、3ポイントのなかに6チームがひしめき合うという、稀にみる混戦となっています。

最終コーナーを周って、各馬がひしめき合う2位争い。なんとか鼻先でもいいので、先にゴールを切りたい。

試合後のピッチで、失点の責任を一身に背負ったのか、がっくりとうなだれる小笠原の肩を、浅川が抱いている姿が印象的でした。ファン・サポーターも言いたいことは山ほどあるでしょうが、今はまず、選手たちが自信を持ってプレーするという雰囲気を、スタジアムで作ってやることが大事だろうと思いました。

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