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4月25日(日)
【J3第6節】(えがおS)
熊本 2-2(前半2-0)八戸

<得点者>
[熊]浅川隼人(14分)、岩下航(21分)
[八]板倉洸(73分)、丸岡悟(90分+3)

観衆:2,368人
主審:松澤慶和


ホーム開幕・鹿児島戦と同じような展開になりました。熊本は2点のリードを守れずまたも引き分け。あの時は、あまりの鹿児島の勢いに「負けなくてよかった」と書きましたし、大木監督も「(勝ち点)1取れたと思ってもいいかもしれない」と言いました。しかし今節・八戸戦は、あきらかに2を失った試合でしたね。

20210425八戸

前節、その復帰を喜んだ高橋の名前がスタメンにもベンチにもない。再びの故障なのか。その代わり驚かされたのは、浅川と北村の2トップ起用。杉山、東出を入れて、明らかに3-3-4の攻撃的布陣です。

その勢いで八戸ゴールを脅かす熊本。早速14分には左CK河原のキックを、ファーで菅田が折り返すと、対角線上ポスト際で浅川がジャンプ一番、ゴールに突き刺し先制します。

続く21分には右サイドから崩す。パス交換から杉山がボックス右に侵入すると股抜きパス。浅川がDFを背にしながら北村にマイナス。北村のシュートはDFに当たり角度を変える。こぼれ球に岩下が詰めて押し込みます。3人、4人、5人とボックス内を脅かす、素晴らしい崩しからの追加点でした。

しかしこの攻勢、後半に入ると文字通り“風向き”が変わった。折からの強風の中のゲーム。風下に立った熊本は、八戸の切る交代カードや、ポジショニング修正に圧力を受け、自陣に押し込まれる。

73分、八戸の左CK。ニアを警戒して飛び出した佐藤でしたが、風で目測を誤ったのか触れない。後半から入った板倉が、ファーで身体に当てて押し込みます。

熊本も、この前には北村に代えて宮原、東出に代えて水野を投入。この後も、杉山に代えて樋口を入れましたが、なかなか攻勢を奪えない。クリア一辺倒で、再三八戸に拾われ、バイタルを脅かされます。

残り時間も少なくなって、キープして時間を使うと思われたのですが、杉山がクロスを入れると、ゴール前の浅川がヘディング。これはバーに嫌われましたが、再び拾って押し込む。終了間際に突き放した!と、喜んだのも束の間、ノーゴールの判定。副審もフラッグを上げていなかったのにオフサイドだったのでしょうか。解せません。

このモヤモヤが選手たちに伝播したのか、あるいはキープなのか追加点なのかチームの意思が統一されていなかったのか。熊本が八戸陣内で持っていたボールを奪われると、すかさず前線に放り込まれる。アーリークロスに佐藤が飛び出し、その前で菅田のクリアは高く上がると、丸岡が無人のゴールに難なくヘディングで押し込み同点。アディショナルタイム3分の出来事でした。

「2点取ってペースが悪くなることはあると思うんですが、少し我慢するということが大切だ」(熊本蹴球通信)と指揮官は言う。「仕掛けずに時間を作ってもいいなと思う時が(あった)」(同)とも。

”2-0が一番危ないスコア”とは、よく言われることですが、若いチームだけあって、その後の試合運びに、課題が残ったままのよう。鹿児島戦でも書いたように、そこはベンチワークでなんとかしていきたい部分です。

試合途中まで、このまま勝てば3位浮上などと皮算用していましたが、この引き分けで順位は5位のままとなりました。勝利の凱歌カモン!ロッソもまたお預け。冒頭書いたように失った勝ち点2が、とても痛く感じられます。

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