FC2ブログ
題名にそぐわず、ほとんどチーム紹介レベルの内容になっているスカウティング・シリーズです。
特に今回は、われわれも愛読している“すんさん”のブログが、詳細にスカウティングしてくれていますので、お役ご免の感があります。ま、うちの場合は試合観戦の際の前知識、豆知識ぐらいの感じで読んでいただければ幸いです。

言い訳はこれぐらいにして、さて山形です。
湘南、鳥栖、山形とJ2中位チームとの対戦が続くわけですが、特にこの3チームに共通していることは、今季こそ上位を、そしてJ1昇格を狙っているということです。しかし山形、これまでの戦績は
第1節 鳥栖1-0山形
第2節 C大阪1-3山形
第3節 山形3-5岐阜
第5節 山形0-0甲府
なんだか波に乗れず、勝ち点はロアッソと同じ4点。順位も11位に甘んじています。前節の先発は次のとおりですが、後半から長谷川に代わって豊田が出場しています。

山形 (前節の先発)
9 リチェーリ 15 長谷川
7 宮沢16 北村
5 渡辺6 宮崎
18 木藤14 宮本
4 小原3 レオナルド
 1 清水 
山形の注目は、何と言ってもこのU-23北京五輪代表のFW豊田でしょう。先の親善試合アンゴラ戦でも点を決めたこの高さに強引さを併せ持つ豊田と、往年の五輪代表のわがチームキャプテン上村のマッチアップが見物です。もう片方のFWは、FC東京から獲得したリチェーリですが、開幕からまだ得点はありません。スピードが武器と評されています。
それより注意すべきは、DFのレオナルドか。守備の堅さはもちろんですが、セットプレーではきっちりマークが必要ですね。

あとは熊本県産、鹿本高校出身のボランチ宮崎光平。福岡を解雇され、山形に取られてしまったこの”熊本スピリッツ”は、小柄ながらもスピードを活かした攻撃的選手。まさか地元KKでは活躍しないことを祈りたいですね。それからここ最近は途中交代で出てきているテクニシャン財前。湘南でいえば加藤望のように、試合の流れを変えられる嫌な存在です。

山形はいわゆるJ2がスタートしたときから在籍する”オリジナル10”のチームのひとつ。湘南や鳥栖と同じように、財政難の時代も長くありました。しかし、やはりこの2チームと同じく、コツコツとした地道な地域密着経営で立て直し、中位の実力を蓄え、今や虎視眈々と昇格を狙う立場に立っています。特に今年はJ監督経験の豊富な小林監督を迎えたところも、並々ならぬ意気込みを感じます。

前節の鳥栖戦、後半にエース高橋のヘッドで同点に追いつき貴重な勝ち点1を得ました。現在、J2得点ランク2位(はじまったばかりですけどね)。山形戦、高橋へのマークはさらに厳しくなるでしょう。
一方、相方の中山も点こそ決めていないものの、彼が前線で身体を張っているからこそ、高橋が敵マークを外し、動きまわれているとも言え、この二人でうまくマークを外し合うことで、お互いのシュートチャンスが生まれるであろうし、また2列目、3列目の選手のシュートチャンスも生まれてくるものと思われます。
このツートップでの5試合目になります。そろそろ面白い連携からの得点シーンも期待できるのではないでしょうか。

GKは怪我から復帰した小林になるのか。また、前節痛んだ車と福王が心配ですが、河端や有村、市村も健在ですから大丈夫でしょう。相手チームの状況もまだまだムラがあるようですから、なんとか接戦に持ち込んで、ホームの力で一泡ふかせたい。
なにより、開幕前の「がまだすリーグ」で、大敗している借りを返したいところです。

そして、予報はまたも雨。ロアッソにとっては3試合続けての雨。一方の山形はこれまで雨の試合は戦っていません。これもまた幾分かはロアッソに有利な材料かもしれないですね。

それと雨の試合ということで観客数が伸び悩むのではないかという心配もあります。しかし、先日の鳥栖と比べると、KKウィングの大屋根は実に大きく頼もしい。1万人くらいまでなら観客は濡れる心配もなく、快適に観戦できます。このあたりはもっとPRしてもいいのでは。

今日の熊日夕刊。「きょうの発言」欄(毎週金曜日)でAC熊本の上保毅彦事業・運営本部長の連載が始まりました。いろいろな裏話が聞けるといいな。これもまた注目ですね。

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