FC2ブログ
7月7日(日)
【J3第15節】(ニッパツ)
YS横浜 2-2(前半1-1)熊本
<得点者>
[Y]進昂平(32分)、西山峻太(70分)
[熊]高瀬優孝(23分)、鈴木翔登(71分)
<警告>
[Y]宗近慧(82分)
[熊]上村周平(30分)、三島康平(81分)
観衆:1,373人
主審:堀格郎


20190707YS横浜

聞きしに勝るハイプレスでした。GK山本の保持するボールに対して、前線の3人がPエリアの中に入ってきそうなくらいプレッシャーを掛ける。それに合わせて中盤も最終ラインも上がってくる。その裏をなかなか突くパス回しができない。画面で見てもわかるくらいピッチも荒れていましたね。

ただ前半23分、左サイドを抜いた高瀬がダイレクトでアーリークロスぎみにゴールを狙うと、GKの伸ばした手も届かず、ゴール右に吸い込まれ先制に成功。

しかし、横浜はこの熊本の強みである高瀬の上りを逆に利用し、前半の32分に同点。さらには後半25分に逆転弾を決める。しかし、すぐあとの26分、CKからのこぼれ球を鈴木が押し込んで、なんとか同点にしました。

前日に北九州が引き分けで終わっていたので、引き離すチャンスでしたが、勝ち点差は1のまま。首位はキープ。黒星だった3位讃岐との差は5に広がりました。

7月3日(水)
天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会
【2回戦】[駅スタ]

鳥栖 1-1(PK4-3)熊本

<得点者>
[熊]村上巧(62分)、[鳥]イバルボ(66分)
<ロアッソ先発>
GK 畑
DF 小谷・小笠原・村上・衛藤
MF 中原・田辺・上村・八久保
FW 三島・伊東
<選手交代>
80分三島→小島、88分衛藤→黒木、90分田辺→岡本、延長前半小谷→佐野

ミッドウィークの天皇杯2回戦はJ1鳥栖との対戦でしたが、残念ながら現地参戦できませんでした。しかし、twitterの反応や翌日の熊日を見ると、お互いターンオーバーぎみのメンバーだったとはいえ、熊本のカラーを出して戦い、善戦だったようです。
連勝のなかで固定的になってきている先発陣を、十分脅かすチーム力の底上げができてきているといえるのかも知れません。

それにしても鳥栖を見送ったあの感動的な試合から、もう8年も経ったのですね。あの“約束”をずっと鳥栖は守ってくれているのに、彼我の差はカテゴリー2つ開いてしまいました。われわれも頑張らねば。

6月30日(日)
【J3第14節】(えがおS)
熊本 2-1(前半1-1)群馬

<得点者>
[熊]北村知也2(34分、69分)
[群]高澤優也(9分)
<警告>
[熊]北村知也(47分)
[群]渡辺広大(50分)、飯野七聖(90分+1)、窪田良(試合終了後)
<退席>
[群]布啓一郎監督(試合終了後)
観衆:3,085人


例年より遅い梅雨入りでしたが、入梅したとたんに県内は避難勧告も出るほどの大雨。試合開催も危ぶまれましたが、さすがえがおスタの水捌けの良さ。群馬から来ていたサポーターに無駄足は踏ませませんでした。

ただ、試合序盤はスリッピーなピッチに少し手こずっている様子も。こういう時は「球際など基本的なことをきっちりやること」を指示したと群馬の布監督が試合前に言っていた。(DAZN)

群馬とは2年ぶりの対戦。あの年は21位で終わるも秋田のおかげで降格を免れた。舩津など見知った顔は今も健在。そしてなにより光永の姿がある。

20190630群馬

前半9分、自陣から縦パスでスイッチを入れると岡本がワンタッチではたいて佐野へ。佐野の強烈なシュートはGKがクリア。しかし「チャンスのあとにピンチあり」とは言うもので、クリアボールを拾ったジャスティンが、すぐさま右サイドを上がっていく加藤にロングパス。鈴木が対峙しますが、グラウンダーのクロスを入れさせると、小笠原の視界の後ろから走りこんだ高澤が楽々と押し込みました。

「今後においても絶対にやってはいけない失点」(熊本蹴球通信)と渋谷監督が嘆くように、カウンターとはいえ、ちょっと対応の甘さに唖然としました。

予想フォーメーションでは高澤のワントップになっているものの、群馬の守備は4枚4枚を2列にしっかり敷いて、加藤と高澤2人がプレスを掛ける。

なかなか得意の“疑似カウンター攻撃”を作れませんが、34分、左で作りながら中山のパスで高瀬が左サイドをえぐるとクロスを上げる。DFに当たったのはよくわかりませんでしたが、これをゴール前ニアに居た北村が“胸”で押し込み、前半のうちに同点に追いつきます。

「後半はどちらに転ぶかわからない展開」(同)と指揮官が振り返るように、ポゼッションはやや熊本ですが、群馬もカウンターやセットプレーからゴールに攻め込む。再三のピンチはGK山本が反応良く捌く。

すると69分、上村がひとり飛ばして右の田村へ。田村がすぐさま中央へ入れると、Pエリア内の北村が落ち着いて、ここしかないというコースに右足を振った。逆転弾を叩き込みます。

ここからはベンチワーク。「ボールを落ち着かせるために八久保」(同・渋谷監督)を入れ、さらに「三島を前でターゲットにしてボールを落ち着かせようとも思いましたけど」(同)、直前に「(高瀬)優孝が少し足を引きずっていたのと、あとはサイドから向こうが起点を作って、クロスからの攻防になっていたので」(同)小谷に変更。「最後は守りきるというのをはっきりと選手に伝えるために」(同)村上を入れて今季初の5バックにしました。

監督も言っているように、それでも決定的なピンチが幾度もありました。エリア内でよく足を出して掻き出し、身を挺して防ぎ、最後は山本がビッグセーブではねのける。その山本が終了の笛を聞いたとたん、「やったぞ!」と言わんばかりに、ひざまずいてピッチを叩く姿が印象的でした。まさにどちらに転んでもおかしくないゲームを紙一重の差でものにした。

殊勲の北村は、1点目も「優孝さんと一瞬目があったので」()、2点目も田村が「自分を見てくれていたので」と、出し手とのアイコンタクトを語っている。まあ、それでも好機をちゃんとモノに出来るのは、この人のフィニッシャーとして持っているもの、技量あってこそ。そう思います。

前日に北九州、讃岐、藤枝と上位陣が勝利していて、ちょっとプレッシャーの掛かる試合でしたが、連勝で首位の座をキープ。またもや安易に先制されたのはいただけませんが、その後の修正も効き、4位だった群馬との勝ち点差を8に広げたナイスゲームとなりました。

6月23日(日)
【J3第13節】(ソユスタ)
秋田 1-2(前半1-2)熊本

<得点者>
[秋]山田尚幸(14分)
[熊]高瀬優孝(19分)、北村知也(22分)
<警告>
[熊]鈴木翔登(83分)、山本海人(86分)
観衆:1,326人
主審:須谷雄三


DAZNの実況アナは、秋田と熊本は初めての対戦だと言っていましたが、秋田の前身TDK・SCとは、JFL時代対戦の歴史があります。その記録は、拙ブログ、カテゴリー「対戦レポート・TDK・SC」をご参照ください。

現在のチーム名はブラウブリッツ秋田。愛媛を率いていた頃対戦経験もある間瀬監督が再び率いる。

20190623秋田

猛烈な前線からのマンツーマンディフェンスで来られると、開始から劣勢。左45度からの和田の強烈シュートを山本がなんとかクリアすると、そのCKから山田に先制のシュートを許します。

しかし、熊本は焦らず反撃の機会を待つと、19分、自陣から繋いで、中山が左サイドを走った高瀬に、長いスルーパス。秋田DFを完全に後ろ向きにさせると、GKとの1対1を見切った高瀬が、ファーサイドネットにきっちりと流し込む。

続いても22分。敵陣での佐野のディフェンスからボールがこぼれてくると北村が拾ってドリブル。エリア内でDFを2人交わして左からシュート。DFの足にも当たったのか、ループ気味になってゴールに吸い込まれます。

前半のうちに逆転した熊本。後半も、奪われてからのピンチもありましたが、ボールを保持することで秋田を焦らせて時間を凌ぎ、逃げ切って勝利。

前日に北九州が藤枝に引き分けていたことで、勝ち点で上回り、再び首位に返り咲きました。

6月15日(土)
【J3第12節】(えがおS)
熊本 1-2(前半0-0)F東23

<得点者>
[熊]岡本知剛(59分)
[F]原大智(73分)、久保征一郎(76分)
<警告>
[熊]上村周平(89分)
[F]森田慎吾(11分)
観衆:4,161人
主審:宇田賢史


どうも巷に「最下位相手に負けてしまって・・・」という人が多すぎる。熊日の翌日紙面も、ちょっとその傾向がありましたね。

われわれは常々、同一カテゴリーでもそうでなくても、勝って当然の相手などいないと思っているし、そのうえで絶対勝ちたいとも思っている。ただ残念だったのは連勝がストップしたことと、その試合ぶりに関してだけです。

20190615FC東京U23

岡本の初ゴールはみごとでした。後半14分、右サイドに中原を走らせると、いつもどおりに上がって来た岡本にパス。岡本はPエリア前を左に流れながら、飛び出してきたGKを見切って、その頭を越えるループシュートを選択しました。先制点!

ただ、いつもなら飛び上がって喜ぶわれわれが、この日ばかりは違いました。「この1点では心もとない」。平均年齢17.91歳のこの日のFC東京。ユースの選手たちも混じっているものの、年代別代表のGK野澤は当たっていたし、高いラインの裏を狙ったロングボールをことごとく跳ね返すDFたちもさすがでした。それにも増して、前半のうちからややオープンな展開になって、FC東京の攻撃にも鋭さが随所に見られたからです。

それが先制されたあと、火が点いたようにさらに激しくなりました。熊本がこの1点を守り切ると決断するには、まだ早い時間。しかし、FC東京の若い迫力に押されて、自陣に押し込まれる。ミスも目立つ。

ピンチの連続。ここを組織的に建て直せなかったですね。

相手に持たせすぎると、FC東京は右からFW原に着けた。原がドリブルで持ち込みPアーク付近から強烈シュートでまず同点。

すぐあとにはCKからフリーを作られ、久保にヘッドで決められ逆転されてしまいました。

「FC東京さんは人についてくる印象だったんですけど、今日はしっかりとしたゾーンで」(熊本蹴球通信)。入りの悪さについて、予想と違った点で戸惑いがあったと渋谷監督は話す。そして、「相手にはユースの選手が半分いる中で、気持ち的には、こういうチームに負けちゃいけない、最下位のチームに負けちゃいけない、若い選手に負けちゃいけないという気持ちが、勇気を持ってやれなかった部分もあるのかもしれない」(同)という硬さの面も。

一方、今年から指揮をとる長澤監督は、入念に熊本をスカウティングしていたように思われる。そのうえで、なかなか固定できない自チームの“駒”を、いつ、どのように使うと有効かという戦術をうまく建てていたように感じます。

どのチームもしっかりとスカウティングしてきます。一巡すればなおさらそれが高まるでしょう。

それを上回るには、毎日の練習で積み上げを図るしかないでしょう。本当に強いチームになるためには、まだまだ足りないものがあったと反省したい。

翌日、北九州が福島を下したため、首位の座を明け渡し、2位になりました。